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日常茶飯事とお仕事と

ディスプレイアーム購入

こちらで書いていたディスプレイアーム、買いました。

www.backyrd.net

Amazonブランドですが、実態はエルゴトロン社のOEM品。品物としてはディスプレイアーム等で有名なメーカーですので、信頼できるだろうという判断です。

www.ergotron.com

開梱

箱を開けるとこんな感じです。中央にあるのが机に取り付ける土台部分。そこから数センチの柱が2本出ており、それぞれに可動部分が3箇所あるアームを差し込む感じです。アームは2段になっています(写真では一番大きなアーム2個しか写っていません)。写っているアームの可動部は、土台の柱で奥/手前にアームを動かせ、アームの根元で上下方向に(これで左右の広がりが決まります)。また、ディスプレイ取り付け部分でディスプレイ正面の角度変更と、90度回転が可能になります(上手く説明できずごめんなさい)。なお、写真にはサイズ感比較のため、大人(男性)の手を写しています。

梱包を解いたディスプレイアーム

土台部分はクランプ式(上下から机を挟み込む方式)になっています。

取り付け

実際に土台部分とアームを机に付けた状態がこれです。向かって左側は、アーム2段を試しに付けています。右側は、1段だけにしています。最終敵に、どちらも1段のみにしました。理由は後述の「奥行きが必要になること」と、22インチx2であれば、アーム1段を直接土台に付けるとちょうどよい高さになったからです。なお、アームの先にある四角い板が、ディスプレイの背面の四角い部分と合うようなサイズになっており、そこをネジ止め。ディスプレイを取り付けることになります。

土台とアームを机に取り付けた様子

写っている机は、横幅160センチ、奥行き60センチです。

ディスプレイアームの取り付けに関する質問とかで絶対話題になっているのが、写真の四角い板の部分が上を向いたままで動かせないというもの。これですが、多分ディスプレイの重さに耐えられるよう、かなりの力で上に向いています。なので、ディスプレイを付けていない状態で、素手でこの小ささの板を正面に向けるのは無理です。ディスプレイを取り付け、ディスプレイも含めた「大きな板」として曲げると曲がりますので(てこの原理です??)、焦らずに作業を続けてください。

右のディスプレイを取り付けた様子

ディスプレイを1枚取り付けてみた様子がこちらです。おわかりかと思いますが、ディスプレイの脚は取り外す必要がありますのでご注意を。そして裏側はこんな感じ。

取り付けたディスプレイの裏側

取り付け完了

最終的にはこんな感じになります。ディスプレイの脚がなくなり、中央部のアーム土台だけになるので、奥行きを広く使えるようになるのが利点です。

22インチディスプレイ2枚取り付け完了

ただ、裏側はこんな感じです。壁との間は、私の場合15センチほど使いました。アームを自在に動かすにはもっと奥行きが必要になります。なので、壁にピッタリ付いたような机の場合、手前に引き出すなど工夫が必要です。この「奥行き」が一番のネックで、想像がしづらい部分なので、不安な場合は実際の展示品を見られるところなどで確認された方が良いと思います。

ディスプレイ2枚取付時の裏側

最後に、電源を入れ、きちんと映ることを確認しました。

電源投入、問題なし

まとめ

良い買い物だったと思います。かつてのCRTだった頃に比べ、液晶ディスプレイが普及したことで随分と机は広く使えるようになりました。が、ディスプレイの脚部分の造りがメーカーや型番によってまちまち。下手をすると円形で、スロープになっていて、物を置くことすらできないようなものもあり、なかなか「四角い机」との相性が悪い物も多かったのです。で、それを浮かせてしまえるということで、結構ノートに手書きで文字を書く自分にとって、机を広く使えるというのは大きな利点でした。
 
思ったよりもアームの可動域は狭く、22インチでもこれなので、もっと大きいディスプレイだと今回使わなかったもう1つ小さいアームを間に挟み、幅と高さを変えるといったやり方になるとおもいます。まぁそれ以前に机の幅がこれ以上ないので無理ですが。

また、アーム自体がそこそこ重たいうえ、ディスプレイを2枚、1箇所の土台で支えることになります。なので、机の「1箇所の端」に掛かる重さは相当なものです。ですので、そこそこしっかりした木製やスチールのデスクであれば良いですが、安いパソコンデスク、のようなものや、合板の薄い机だと長い時間使った場合に問題がおきるかもしれません。このあたり、使いどころはある程度選ぶかもしれない点もご注意ください。

リビングまでLANケーブルを引く(2)

先日書いていた、リビングまでLANケーブルを引いてブリッジモードのルーターをアクセスポイントにしようという話の続編です。前回のお話は下記のリンクから。
www.backyrd.net

ルーターをリビングに取り付ける

今回ブリッジモードとして使うルーターは、tp-linkのArcher C1200というもの。2017年にamazonで6,000円ほどになっていたものを購入してメインルーターとして使ってました。その後、ケーブルモデムが更新されて無線LAN機能が付いたためお蔵入りしていたのをブリッジモードとして使う事に。ルーターの背面にはフックなどで引っかけられるスリットが空いているので、ここに適合する「フック」が必要だったのですが、スリットの隙間が意外に狭いのでこれでいくことにしました。

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Archer C1200を取り付けるために釘を打つ

釘です。約2センチの細釘を天井付近に2本うちつけ、それに引っかけます。そうシッカリと固定されているわけではないので、強い地震などがあれば落ちてくるかもしれませんが、ルーター自体はかなりスッカスカで軽量のため、まぁルーター自体が壊れるくらいの被害しかないだろうとおもいます。で、取り付けたのがこちら。

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tp-link Archer C1200をリビングに貼り付ける

こんな感じですね。

モールを使ってケーブルを這わせていく

今回、ケーブルははめ込み式のケーブルカバー、通称「モール」で隠しながら、リビングから廊下を這わせ、玄関脇の自室まで到達させる予定です。そのモールが昨日到着しました。これです。

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ケーブルを隠すOHMのクロスモール(1号)

エレコムなどのものもあったのですが、あちらは壁紙などの柄にあわせた仕上げのモノだと1メートルで1,000円近くしていました。一方このOHM社のものは楽天で5本1,200円弱。送料を入れても安いと判断してこちらに。いや、実は数年前にホームセンターで試しに1本だけ買っていたので、それで具合は判っていたこともあっての購入です。というわけで事前に買っていた1本に加えて10本、合計11本のモールが手に入りました。

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モールで隠しつつ床までケーブルを送ってドアの下をくぐらせる
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ドアの裏からまた天井付近までケーブルを這わせる

大まかに距離をはかると、ドアを上下したりで20メートル。ケーブルは念のため30メートルのものを購入しました。Amazonなどのレビューを見るとやはりある程度ケーブルの断線や不良品もあるようなので、まずはここで一度ついでみることに。というわけで廊下からケーブルモデムのある部屋までケーブルを引いて疎通試験を行いました。問題ナシ。

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一旦物理接続させて疎通試験を行う

速度も問題ないですね。

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無線で下り100Mbpsでてます

疎通が確認できたということは、ケーブルは不良品ではないし、アクセスポイントにするルーターも問題無かったということで。作業を続けます。廊下は天井付近にモールを貼り付けてケーブルを送りますが、途中に段差。段差の低い方に合わせてモールを貼ろうかと思ったのですが、斜めになるのが怖かったので不細工ですがこんな感じにしてしまいました(あとから、45センチのものが売られているのに気づいて……しまったと思ったけれどまぁいいです)。

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廊下の天井付近にケーブルを這わせる

そして廊下の最後のところ、トイレのドアを超えたところで約50センチだけ空いてしまいました。こちらは後ほど45センチのモールを買ってきてカバーすると言うことにして、一旦宙に浮かせて作業を進めます。

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トイレを超えたところで50センチのモールが必要になったのでここは後回し

そして最後は自室のドア下をくぐらせ……その先は部屋の端に適当にケーブルを流して一旦作業終了としました(後日、自室内の配線は行います)。

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自室ドアの下部をくぐらせる

Archer C1200の設定

アクセスポイントとして使っているルーターですが、ルーターとしての機能は自室にあるケーブルモデムにやらせたいので、ブリッジモードやアクセスポイントモードと呼ばれる設定にして利用します。ルーターによってはこのモードが無い物もあるので気をつけてください。設定はこんな感じです。

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tp-link Archer C1200の動作モードを「アクセスポイント」にする

今回、ケーブルモデムと接続する今回廊下を這わせたLANケーブルをC1200の「LAN側」のポートに挿しましたが、tp-linkのサイトを見る感じではWANポートで接続しても問題ないようです。後日試してみます。

社内向けセキュリティ関連情報共有メモ

2020年10月15日掲示

GitHubにセキュリティチェック機能が追加される(9/30)

GitHubにCodeQLを使ったセキュリティチェック機能が追加されたそうです。シグマクレストはインターネット上のリポジトリーにはGitLabを使うことになっているのですかね?おそらく同等機能が追っかけでつくのでしょう。
https://github.blog/2020-09-30-code-scanning-is-now-available/ (GitHub)

WordPress用チャットプラグインCSRF脆弱性(10/14)

表題のとおり。クロスサイトリクエストフォージェリーといえば2005年にmixiで起きた「ぼくはまちちゃん」事件が有名です。Webアプリでセッションを認識する情報を使わずに飛んできた引数をそのまま信頼してしまうと起きる問題です。
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2020/JVNDB-2020-000068.html (JVNデータベース)
https://ascii.jp/elem/000/000/063/63560/ (ASCII.jp/2007年の記事)

Apache Tomcatで最大同時ストリームを超えた際にリクエスト取り違えの脆弱性(10/14)

平たく言えば「サーバーが一杯一杯になったら、誤って前のID引っ張り出して使って、昔の返事を誤送しちゃう」みたいな感じですかね。トムキャット使ってる案件は多分無いと思いますが、もしJavaが動くシステムであればパッチ当たるかもしれませんね。
https://jvn.jp/vu/JVNVU97307781/index.html (JVN

上記Apache Tomcatの修正差分はGitHubで見られるので、見てみると面白いかも知れません。10行20行のソースコード断片だけをみても何をやっているのかがおぼろげにでも判るのは、ひとえに「判りやすい命名」が徹底されているからだと思います。
https://github.com/apache/tomcat/commit/1bbc650cbc3f08d85a1ec6d803c47ae53a84f3bb (GitHub)