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日常茶飯事とお仕事と

リビングまでLANケーブルを引く(2)

先日書いていた、リビングまでLANケーブルを引いてブリッジモードのルーターをアクセスポイントにしようという話の続編です。前回のお話は下記のリンクから。
www.backyrd.net

ルーターをリビングに取り付ける

今回ブリッジモードとして使うルーターは、tp-linkのArcher C1200というもの。2017年にamazonで6,000円ほどになっていたものを購入してメインルーターとして使ってました。その後、ケーブルモデムが更新されて無線LAN機能が付いたためお蔵入りしていたのをブリッジモードとして使う事に。ルーターの背面にはフックなどで引っかけられるスリットが空いているので、ここに適合する「フック」が必要だったのですが、スリットの隙間が意外に狭いのでこれでいくことにしました。

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Archer C1200を取り付けるために釘を打つ

釘です。約2センチの細釘を天井付近に2本うちつけ、それに引っかけます。そうシッカリと固定されているわけではないので、強い地震などがあれば落ちてくるかもしれませんが、ルーター自体はかなりスッカスカで軽量のため、まぁルーター自体が壊れるくらいの被害しかないだろうとおもいます。で、取り付けたのがこちら。

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tp-link Archer C1200をリビングに貼り付ける

こんな感じですね。

モールを使ってケーブルを這わせていく

今回、ケーブルははめ込み式のケーブルカバー、通称「モール」で隠しながら、リビングから廊下を這わせ、玄関脇の自室まで到達させる予定です。そのモールが昨日到着しました。これです。

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ケーブルを隠すOHMのクロスモール(1号)

エレコムなどのものもあったのですが、あちらは壁紙などの柄にあわせた仕上げのモノだと1メートルで1,000円近くしていました。一方このOHM社のものは楽天で5本1,200円弱。送料を入れても安いと判断してこちらに。いや、実は数年前にホームセンターで試しに1本だけ買っていたので、それで具合は判っていたこともあっての購入です。というわけで事前に買っていた1本に加えて10本、合計11本のモールが手に入りました。

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モールで隠しつつ床までケーブルを送ってドアの下をくぐらせる
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ドアの裏からまた天井付近までケーブルを這わせる

大まかに距離をはかると、ドアを上下したりで20メートル。ケーブルは念のため30メートルのものを購入しました。Amazonなどのレビューを見るとやはりある程度ケーブルの断線や不良品もあるようなので、まずはここで一度ついでみることに。というわけで廊下からケーブルモデムのある部屋までケーブルを引いて疎通試験を行いました。問題ナシ。

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一旦物理接続させて疎通試験を行う

速度も問題ないですね。

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無線で下り100Mbpsでてます

疎通が確認できたということは、ケーブルは不良品ではないし、アクセスポイントにするルーターも問題無かったということで。作業を続けます。廊下は天井付近にモールを貼り付けてケーブルを送りますが、途中に段差。段差の低い方に合わせてモールを貼ろうかと思ったのですが、斜めになるのが怖かったので不細工ですがこんな感じにしてしまいました(あとから、45センチのものが売られているのに気づいて……しまったと思ったけれどまぁいいです)。

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廊下の天井付近にケーブルを這わせる

そして廊下の最後のところ、トイレのドアを超えたところで約50センチだけ空いてしまいました。こちらは後ほど45センチのモールを買ってきてカバーすると言うことにして、一旦宙に浮かせて作業を進めます。

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トイレを超えたところで50センチのモールが必要になったのでここは後回し

そして最後は自室のドア下をくぐらせ……その先は部屋の端に適当にケーブルを流して一旦作業終了としました(後日、自室内の配線は行います)。

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自室ドアの下部をくぐらせる

Archer C1200の設定

アクセスポイントとして使っているルーターですが、ルーターとしての機能は自室にあるケーブルモデムにやらせたいので、ブリッジモードやアクセスポイントモードと呼ばれる設定にして利用します。ルーターによってはこのモードが無い物もあるので気をつけてください。設定はこんな感じです。

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tp-link Archer C1200の動作モードを「アクセスポイント」にする

今回、ケーブルモデムと接続する今回廊下を這わせたLANケーブルをC1200の「LAN側」のポートに挿しましたが、tp-linkのサイトを見る感じではWANポートで接続しても問題ないようです。後日試してみます。