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日常茶飯事とお仕事と

オススメされた本(SF、ファンタジー)

忘れないように記録しておく。

タリスマン

スティーブン・キング、ピーター・ストラウプ。

タリスマン〈上〉 (新潮文庫)

タリスマン〈上〉 (新潮文庫)

タリスマン〈下〉 (新潮文庫)

タリスマン〈下〉 (新潮文庫)

ハラスメントと抑制

自社のトップから出たハラスメントに関する指針が

ハラスメントを発生させることなく、円滑にコミュニケーションをとる

でした……。だめでしょ。「発生させない」ではなく、「発生させないことを目標とするが、発生した際にはこうする、という両面からの対処を行っていく」ということをトップが示し、下の者達はそれをもって「発生させないよう、自分が加害者にならないようにしよう」という想いを持つ。そういう流れにもっていくべきではないですか。

「発生させない」を目標や指針に、それも組織のトップが掲げた場合に起きる最もありがちな状態が「隠蔽」です。これはソフトウェア開発などでの「バグを無くそう!」とかも同じ。バグを無くすことが組織の目標になった時点で、組織の各サブリーダー達は自分達のチームの評価を下げないため、バグを出さないようにしはじめますが……無くなるはずがありません。となると何がおきるか。隠蔽です。簡単なことです「報告しなければいい」という状態になります。

これに近い状態は実際にみたことがあるので判ります。

もちろん、理想は「無くすこと」ですが、そこに至るまでの道が容易でないこと、また、人間の集団である以上完璧は不可能ということを踏まえて、そういう問題が起きたときの対処法や体制もきちんとくんでこそ「管理」なのですが。

いつまでこういう「管理のはき違え」を続けるつもりなんでしょうね……。

図解でわかる職場のハラスメント対策 いちばん最初に読む本

図解でわかる職場のハラスメント対策 いちばん最初に読む本

  • 作者:山田 芳子
  • 出版社/メーカー: アニモ出版
  • 発売日: 2019/06/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

自動化……

またしても職場の掲示版に書きかけて(いや、実際には書いて)消したシリーズ。先週末くらいからかいろいろ話題になっていたこの内容について、職場の若手さんがコメントしたものを掲示。それに自分もコメントしたのですが……なんか経営層、管理層からまたしても嫌われそうなので消しました。

note.com

以下コメント。


人類が楽をしてサボるために生み出した現時点において究極の機械がコンピューターだと思ってるので、まずは自分が楽をするためにコンピューターを使う。そして、それがこんなに楽でいいよ!?やってみてくださいよ!をお金をもらって提供するのがシステム屋だとおもってます。

なんで人がサボるかっていうと、他のことをやりたいからです。もっと他のことを(時にはそれが「眠ること」だったり「遊ぶこと」だったりする場合もありますが)。いや、厳密な定義はあるでしょうけれど、私はこう思ってます。

で、仕事における効率化の本来の目的は「コストを下げる」ではなくて「空いた時間で次の儲かる仕事をもっとやるため」だとおもいます。他にもやること、やりたいこと、やらないといけないことがあるから、今の仕事をさっさと片付ける。その発想を忘れて「コストを下げる」だけに注力し始めると、仕事がつきたときに何も残らなくなるように思うのですが……

ただ、このひたすら走り続けるやりかたを続けるには、継続的な学習や研究、努力が必要です。この「ひた走る」の発想を失った人達が自動化やシステム化で職を失うと騒いでるんですよね。

走ることをやめるサボりは、サボりではなく、ただの思考停止、停滞じゃないでしょうかね……。

#実は結構根性論主義です。でないと楽できないので。


効率化をコストダウンのためだけだとおもう決めつけや視野狭窄に陥っている人には面白くない意見でしょうから。消しました。