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日常茶飯事とお仕事と

副鼻腔炎手術記録(1)

同じような境遇の人への何かしらの助けになるかも知れないので、記録しておきますね。少しずつ追記していきます。

事の発端

2018年の春に酷い風邪を引いたまま無理に仕事をして、その後からずっと鼻づまり、咳で悩まされる状況が続きました。その後、2019年の正月に完全に鼻が詰まって死にそうになりつつ、さらに熱が39度まで出るという状況に。鼻づまりが酷く、口呼吸はできるもののつばを飲み込むのも辛い状況だったので、1月4日、正月明け早々に評判のよさそうな、はじめて行く耳鼻科へ。

そこで言われたのが「副鼻腔炎ですね」でした。

そこからはクラリスロマイシンを少量投薬し続けるという治療を試みたのですが、4ヵ月経過しても、5ヵ月経過しても効果が見られなかったため、近くの大学病院でCTスキャンを採ってもらうことに。その辺りの経緯は下記の通りです。

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手術の日取り決定と準備(1)

6月の診察で、結局手術は9月末に実施することに。高額医療証による上限額の適用は、1ヵ月の支払いに対して行われることから、なるべく9月にすべて収まるように配慮してもらいました。これがないと、10月分と9月分で分けて支払いをすることになり、それぞれで上限額までの金額をはらうことになるようです。入院は4泊5日。2日目に手術を行い、最後、2日半は病室で安静。最終日は午前中に退院するようです。

次は7月末に入院に向けた検査を行うとのことで、それまでに書いてくる書類を渡されました。

  • HIV抗体検査同意書
  • 内視鏡的鼻内副鼻腔開放術(鼻内篩骨洞開放術・鼻茸切除術)の説明と同意書
  • 鼻中隔矯正術および両粘膜下下鼻甲介骨切除術の説明と同意書

後者2つは、手術内容についてしっかりと説明を受けた、ということに同意するもの。前者は血液検査の中でHIVの抗体検査もやりますよというもの。特に問題ないのでそのまま記入しました。同じような同意書はこのあともいくつか登場しますが、基本は「説明しっかりしたよね、納得してるよね?」というものです。

手術の費用については医師から30万円以上という話を聞いていたので、所属する健康保険組合のサイトで高額医療証の申請フォーマットをダウンロードして記入、送付すると1週間以内くらいで、昔の保険証サイズの紙の証明書が送られてきました。これを7月の検査時に病院に提出すればそれだけでいいようです。

入院前の検査(7月)喘息判明

7月の末に、入院と手術に向けた検査を行いました。朝8:30から採血やら検尿やらと、呼吸、排気の検査(やはり肺活量落ちてました……というのも、このころから咳が酷く、夜中もまともに寝られない状態が続いていたので、咳き込むのが怖くて強く息を吐くことが出来ませんでした)。また、CTスキャンも取り直しました。最終的な問診で「最近咳が酷くてねられない」という話をしたところ、先生が「ん?」という表情になり、急遽呼吸器科の診察もうけることに。

予想は「喘息」。目頭のあたりの副鼻腔が詰まる場合、喘息を併発することが多いようで。よくあること、といった説明を受けました。また、喘息の症状や発作は全身麻酔でも出てしまうらしく、術中にそれが起きると命の危険もあるとのことで、喘息かどうかは手術前に把握しておきたいようなのです。で、相当待たされて呼吸器の診察で言われたのが「喘息ですねー、多分」。というわけで、喘息用の吸入薬「レルベア」と、発作時の吸入薬「メプチン」を処方され、その日の費用はかなりの項目に渡る検査とCTスキャンもあったので、総額18,000円になりました。現金の持ち合わせがないのでカード払いで完了。

どうやら、今回もらったレルベアを使って症状が収まれば喘息確定、また、手術中もこの薬が使えるということで、その判断も含めて1ヵ月様子を見るようです。次の診察は9月の頭。

ここで1つ勘違いしていたのですが、高額医療証による上限額の適用、あれは「1回の支払いが高額の場合」なんですね。今回のように18,000円程度では適用されないので、そのまま3割負担で支払う必要がありました。

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