研修でクラス図にちょっと触れたものの、ゼロから描くのも面倒だし、新しいツールを入れて試す時間もないのでVisual Studio自体にそういう機能ないんか?と思って調べたところありました。「クラスデザイナー」。呼び出すには、ソリューションエクスプローラーからプロジェクトを右クリックして「クラス ダイアグラムで表示」を選択……と思ったのですが無い。出てこない。というわけで、多分拡張機能だろうとおもい以下の手順で追加してみました。
- [ツール]-[ツールと機能を取得]でインストーラーを開く。
- Visual Studio Installerで「個別のコンポーネント」を選択。真ん中のちょい下くらいにある「クラスデザイナー」にチェックを入れて「変更」を押す。
でいけそうです。インストールに際してはVisual Studioをはじめとした関連ツールを終了させるようメッセージが出ることがるので、指示に従ってください。
しばらくしてインストールが完了すると、「起動」というボタンが出た状態に切り替わるので、それでVisual Studioを再度起動。
クラスデザイナーの呼び出しはどうやらプロジェクトへの項目追加で「クラスダイアグラム」を追加する必要があるようです。
追加したクラスダイアグラムを開くと、クラスデザイナー画面が表示されます。ここで新しいクラスを追加してもいいですし、既に作成されたクラスが複数あれば、そのソースをソリューションエクスプローラーからドラッグ&ドロップすると、メソッドやプロパティ、クラス同士の継承関係なども全部矢印でつないで表示してくれます。
この画面からクラスを追加したりメソッドなどを追加しても自動的にソースが生成されるようですし、既存のものも下図のように表示されるので、ソースの解析などにも使えるかと思います。便利な時代になりました。
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