HTMLの文字コードがUTF-8に統一されることになるようですね。詳細はきちんと読めていませんが
そういえば先日、文字化けしたページを開くのにChromeの文字コード変更選択メニューをさがしたのですが、無くなっていました。機能が消えた背景にはそういう流れがあったのかと。
ちなみに、恥ずかしながらWeb系の仕様策定組織にWHATWGなる団体があることをこの記事を読むまで知りませんでした(どんだけ興味ないんだよ……という)。W3Cのやり方に疑問を持った企業が立ち上げたものでもう10年以上になるようで。HTMLなどの仕様策定も、W3C版とWHATWG版で違いが出ていたりしていたのですね。
Googleの方のGoogle+エントリーで、HTML5についてですが「GoogleはW3CではなくWHATWGの仕様を見ている」という記載があったので、Google ChromeなどはWHATWGの規格をベースに作られているのかな。
なお、冒頭に書いたUTF-8への統一に関しては、HTML仕様に関するgithubでの議論や提案でW3C、WHATWGそれぞれでUTF-8への統一がうたわれているので、規格のベースがどちらであれ採用されるのでしょうかね。
自分はすっかり言われたことをやるだけの仕事になっていますが、インターネットの世界は仕様策定やアプリ開発など、なんにしても「開発者がどんどん参画し、牽引する」ことができる世界です。上記の仕様策定も、それぞれの協議などに参加したり、実際に実装したり提案したりと、いろいろ参加する手段が開かれているのが特徴的です。若い人たちはぜひ、受け身で仕様を与えられるのではなく、引っ張っていく方向でうごけるようになってほしいものです。
参考
- main要素、W3C版(HTML 5.1)とWHATWG版の違いとか
- mozaic.fm ep14がHTMLの仕様策定とW3CやWHATWGの位置づけを知るための最高の資料だった - $shibayu36->blog;
- W3C vs. WhatWG HTML5 Specs - Differences Documented -
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