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www無しのURLでブログに飛べなくなっていた(レンタルサーバーのIPアドレス変更を反映し忘れていた)

Google AdSenseでずっと出ていた「ads.txtをブログのルートディレクトリに置いてください」という警告の対応をしようと思い、ドメイン「backyrd.net」のサーバーとして無料レンタルさせてもらっているXREAのサーバーに、FTP転送でads.txtファイルを配置しました。そして、アクセスできるかな?と「http://backyrd.net/ads.txt」でアクセス……タイムアウト!?。一方、「http://www.backyrd.net」はアクセスできる……。おかしい。

現在の設定

私が使っているブログサービスは「はてなブログ」。はてなブログは無料でも使えますが、有料オプションを購入して、広告を消したり、独自のドメイン名を使える機能を利用させてもらってます。で、本来は「~.hatenablog.com」というURLになるところを、「backyrd.net」または「www.backyrd.net」でもアクセスできるようにしていました。

具体的には

  1. レンタルサーバーを借りる
  2. DNSの設定で、backyrd.net に飛ぶとレンタルサーバーに転送されるように設定する
  3. レンタルサーバー側で、backyrd.net は www.backyrd.net に転送されるよう設定する(XREAの管理機能で実施)
  4. DNSの設定で、www.backyrd.net は hatenablog.comに転送されるよう設定する
  5. はてなブログの設定で、独自ドメイン「www.backyrd.net」を設定する

ということをやっています。

www無しで飛べなくなっていた原因

前述の設定のうち、2番目、「backyrd.net→レンタルサーバー」という設定の、レンタルサーバーIPアドレスが変更になっていたことが原因でした。恐らく、2023年末のサーバー移行時の案内のものがそうだとおもいます。昨年丸々つながらなかったことになりそうですが、もしかしたら、しばらくは新旧並行稼働でカバーしてもらっていたのかもしれません(でなければもっと早く気づいていた)。

status.value-domain.com

この中で、Value Domain*1のネームサーバーの設定は特に対処不要、という点をフワッと読んで「放置でOKか」と思ってしまったのがミス。確かにネームサーバー設定はValue-Domain側で対処できますが、個々のユーザーがDNS設定に織り込んでいるIPアドレスは各自で対処する必要がありますよね。当然です。そこを見落としていました。

対処(DNS設定変更)

Xrea、Value-Domainでサーバーを使わせてもらっている場合、Value-Domainの設定WebページからDNS設定の変更が可能です。Xreaのサーバーダッシュボードから「ドメイン設定」→「ドメイン」を選択し、右側をすこしスクロールすると「ドメイン管理」という欄があります。そこの「VALUE-DOMAINドメイン設定」をクリックしてください。

次に、Value-Domainの管理ページが開くので、左のメニューにある「無料ネームサーバー」から「ドメインのDNS設定」を選択。Value-Domainのネームサーバーを使っている自分のドメインが表示されるので、表の右にある「編集」を選択します。

DNSの設定内容がテキストデータで表示されるので、ここの「a @」に続いて記述していたサーバーIPアドレスを、新しいIPアドレスに書き換え、ページ下部にある「保存」ボタンを押と対処完了です。実際に反映されるまでしばらく掛かる可能性がありますが、私の場合は数分で「backyrd.net」によるブログアクセスが可能になっていました。

以上、自分用の備忘録も兼ねた記録でした。おなじような設定をする人に多少なりとも参考になれば幸いです。

*1:Value-Domain、Xreaともに、GMO Digirock社が運営するネットサービスです。