※実際マイクロソフトのライセンス体系は難しく、刻一刻と変わっているので、本当に仕事で使う人はきちんとマイクロソフトの営業さんに問い合わせてください。ここに書いた内容は2013年時点のもので古くなっています。
職場で、Visual Studioのライセンスが開発者についてくる(すなわち、その人だけが使うなら何台にインストールしてもかまわない)という話を聞いた人たちがびっくりしてる。
……今頃何をいっとるのだ。
いつからだったか忘れましたが、Visual Studioのライセンスは「開発者ライセンス」になっていて、人に付与されていたと思います。たとえば、PCを3台使っていて、「プロジェクト1(開発)」「プロジェクト1(テスト、調査)」「プロジェクト2」で利用していたとしても、利用者が1名であればその1名にライセンスを付与すれば3台で利用可能です。ただし、「2名以上で利用」即ち共用はNG。この辺はわかりますよね。できますよ、別に物理的な制約は無いので。ですがダメです。これは「できるからやっていいだろう」を貫くバカな組織だと通用しないことが多いのですが、こういうところはキッチリ守らないとダメです。常識です。
- Visual Studio と MSDN サブスクリプションのライセンス - ライセンスのルールと購入方法
- http://www.microsoft.com/ja-jp/dev/2012/buy.aspx
- 大人になったら肺呼吸/5分で学ぶVisual Studioのライセンスはじめてガイド
- http://d.hatena.ne.jp/replication/20091118/1258501671
ちなみに、OfficeはSA(Software Assurance、ソフトウェア・アシュアランス)と呼ばれる更新/サポート契約まで含んだバージョンを購入すると、職場と自宅の両方で使える特権がついてきたりします。
- Microsoft Volume Licensing / 自宅使用プログラム
- http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/software-assurance/default.aspx