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マイクロソフト製品のボリュームライセンス認証

VMにWindows Server 2008を入れてみようと思ったが、事前にライセンス認証について調べておくことにした。当初は普通の認証について調べるつもりが、気がつくとボリュームライセンスの話に。まぁいいか。現在存在するライセンス認証(製品のインストールや利用を許可する仕組み)については、下記のような種類と相関になっているようだ。

  • Volume Activation 1.0(VA 1.0)
  • Volume Activation 2.0(VA 2.0)
    • Multiple Activation Key(MAK)
      • Proxy Activation
      • Independent Activation
    • Key Management Service(KMS)

MAKには2つあり、いわゆる「マイクロソフトのサーバーに各PCが接続して...」ってありがちなパターンが後者の「Independent Activation」。一方で、外部へのネット接続などを制限された環境などで行うのが「Proxy Activation」。代表として外部接続が許されたサーバーが、社内などの各PCの認証をとりまとめて代表で認証する。だそうな。

MAKはマイクロソフトの認証サーバーに接続して認証を受けるタイプ。KMSは社内などに認証サーバーを立てて、そこを相手に認証するタイプ。このKMSを立てるには、対象がWindows Serverの場合は5つ以上のWindows Serverが、Vistaの場合は25台以上が必要。このときって、KMSホスト(KMSの仕組みを提供する社内に立てたサーバー)自体は、マイクロソフトと通信したりする必要があるのだろうか?いや、だとするとMAKのProxy Activationと同じか。

ってかこういう風に書いてくれている情報がトップにあって、それぞれの説明、ってなドキュメント構成だとわかりやすいんだけど。
なお、ボリュームアクティベーションに関して動画で説明しているサイトがMSに用意されている。

Volume Activation 2.0
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/volume-activation.html