misc.log

日常茶飯事とお仕事と

APEX Legendsの接続先サーバーを変更する

最近ちまたではやりのゲーム、APEX Legends(エイペックス レジェンズ)、日本からプレイすると自動的にネットワーク負荷の少ないアジアのサーバーに接続されるのですが、最近は中国語のボイスを連発しながらチートツールの宣伝などをするアカウント(そして、ゲーム開始とともにすぐにディスコネクトしてしまう)が増えてきて、非常に不快です。

そこで、接続先をアメリカなど、少しネットワークの速度的には不利ですが、不快なプレイヤーが少ないサーバーに切り替えると非常に快適にプレイできます。以下、PC版での切り替え方法を紹介しますね。

サーバー切り替え機能の呼び出し

サーバー切り替え機能は、普通の機能ではなくあくまで「サーバーにつながらないときの機能」のようです。なので普通の方法では切り替えることはできません。

f:id:frontline:20190316182928j:plain
タイトル画面、ここでしばらく放置

最初にゲームが起動されると表示されるこの画面、この画面で数分放置してください。多分2分とか3分とかで大丈夫かと。そして、ゲームにフォーカスを合わせてマウス左クリック、そしてすぐESCでキャンセルすると……

f:id:frontline:20190316184114j:plain
接続先切り替えメニューが表示される

画面の左下に「データセンター」という選択肢が表示されます。これが接続先サーバー切り替え機能の呼び出しボタンになります。これをクリックすると

f:id:frontline:20190316184202j:plain
サーバー選択画面

こんな感じの画面が表示されます。ping(ピン)というのはネットワークのデータ送信要求から返事までの時間のようなもの、数字が小さいほど「高速」です。おそらく東京や台湾は2桁台の数値ですが、これに接続すると元通り中国アカウントの巣窟につながるので、ここでは「Oregon-GCE1」「Oregon-GCE2」などping値が100くらいのところを選択しましょう。

注意点

ゲームを終了して再度起動すると、この接続先は元に戻ってしまいます。なので、毎回設定する必要があります。注意してください。また、全般的にボイスチャットの相手が英語圏になるので、英語が飛び交います(笑)。がんばりましょう。

もしかして

デイリー初回キルはデータセンターごと(サーバーごと)かもしれません。たとえば東京につないでKill、その後オレゴンにつないでKillだと500ポイントずつ経験もらえるかも……(なんとなく今プレイしてそんな感じだったので、推測)。

GitLabの更新通知をSlackに自動で投げるようにする

Slackを使ってみよう的な流れから、どうせならGitLab上でのソース更新などの通知もいくんじゃないかとおもったら、ありました。やりかた。

WebHook URLの準備(Slack側)

Slack側で「https://api.slack.com/」にアクセスします。

api.slack.com

ここにある「App features」の「Incoming webhooks」を選択。

f:id:frontline:20190315161845p:plain
Incoming webhooksを選択

次に、Slack側に「通知を受けるアプリ」を作ります。アプリと言っても設定だけで済ませられるものです。これには、上記のリンク先にある下図の部分、緑色の「Create your Slack app」というボタンを押します。

f:id:frontline:20190315162111p:plain
Slack appを作る

「Your Apps」とタイトルが付いたページが表示されるので、「Create New App」を押し、下図のような画面で「アプリの名前(何でもいいです)」と、アプリを紐付けるワークスペースを選択してください。

f:id:frontline:20190315162316p:plain
アプリ名とワークスペースの設定

次に、「Basic Information」というタイトルのページに飛ぶので、ここで作成したアプリをWeb経由で呼び出す Incoming Webhooksという情報を取得します。下図の画面で「Incoming Webhooks」というリンクをクリックしてください。

f:id:frontline:20190315162542p:plain
Building Apps for Slack / Incoming Webhooks

すると、下図のような画面(Activate Incoming Webhooks)に遷移します。右上のスライドボタンを「ON」に切り替えると下部が追加表示されるので、下にある「Add New Webhook to Workspace」を押してください。

f:id:frontline:20190315162754p:plain
Activate Incoming Webhooks

そうすると下図のような画面になります。通知を投稿する先のチャンネルを聞いてくるので「投稿先」のリストから1つを選択してください。選択したら「許可する」を押します。

f:id:frontline:20190315163038p:plain
投稿先チャンネルの選択指定

先ほどの画面に戻りますが、新しくWebhook URLのリストに行が追加されているはずです。この「Copy」ボタンがある行のURLが、Web経由で今作ったアプリに通知を出すアドレスになります。これをコピーしてください。コピーしたアドレスは、このあとGitLab側で「通知先」の指定設定に利用します。

f:id:frontline:20190315165333p:plain
Webhookのコピー

GitLab側の通知指定

次に、通知を出したいGitLabのプロジェクトのページを開き、設定から「インテグレーション」を選んでください。

f:id:frontline:20190315163456p:plain
GitLab設定/インテグレーション

インテグレーション設定の画面を下にスクロールすると「Project services」という項目の中に「Slack Notifications」という項目があります。このリンクをクリックしてください。

f:id:frontline:20190315163715p:plain
Project Services / Slack notifications

リンク先では、「Slack notifications」とタイトルが付いたページが表示されます。ここでは、通知を出すイベントを選択指定できます。まずは一番上に「Active」というチェックがあるのでこれをONにしてください(これをONにしないと、設定しても通知機能が有効になりません)。

f:id:frontline:20190315163924p:plain
Slack notifications / Active設定

画面をスクロールすると「Webhook」という項目があるので、先ほどSlack側でアプリ作成の最後にコピーしたURLを貼り付けてください。また、Usernameにも名前を入れられますが、これに入れた名前がどこで使われるかはちょっと判りませんでした。とりあえず入れておきましょう。
最後に、その下にある緑色のボタン「Test settings and save changes」を押すと、直近の更新情報がSlack側に飛ぶはずです。これで設定は完了です。

最後に

ここに貼付した画像や設定内容はSlack側の機能更新で変わる可能性があります。が、おそらく大筋の手順は変わらないと思いますので、もし画面や文言が違う場合は適宜読み替えてやってみてください。


Netlifyで始めるサーバーレス開発 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

情報処理学会の教育カリキュラムやその他雑感

Facebookで新人教育に関する情報交換(ってか議論)がありまして、その中で情報処理学会が作成している教育用カリキュラムの情報があったのでとりあえず自分用備忘録を兼ねてメモしておきます。
仕事でやっている教育関連の作業に、何かしらのエッセンスを取り入れられるとよいかな、とか思うのですが、なにぶん、モチベーションが地を這うような状況でまだ開いても居ない状態です。

www.ipsj.or.jp

当のFacebookでの議論、上記のような良い情報も少しはあったのですが、全体を通してみると正直うんざり。どちらかというとベテラン勢が集うグループで「新人をできるプログラマーにするには?」的なテーマだったのですが

  • 適当なエディターと基本構文を教えて何か作らせる。
  • まずはタッチタイプから。

とか、なんというか気合いと根性系のくだらないアイデアがから、学歴(というかジャンル)によって教え方が変わるので一概には言いづらい、といったまともな意見までいろいろ。ただ、全般的に「職人は見て学べ」「10年は下積み」的な発想に近いものを感じ、やはり「この人たち教えるの下手だろうなぁ」という印象を全般的に抱いてしまって非常にがっかり。もうちょっと有益なアイデア/ノウハウや話が出てくるかと思ったのですが、ただの「昔はこうだった」「自分たちはこうだったからおまえたちもこうしろ」というオッサン共の雑談でした。こういう人たちが若手の芽を伸ばしきらずに使い捨てちゃうんだろうなぁ、とか思いつつそっと議論から抜けました。

教えるスキルを全員が均一に身につけろとは言いませんが、やはり「相手の様子を観察して理解の程度を測る」「態度や応答というフィードバックを得て、対応方法を微調整する」といった行為は教育に限らず基本のコミュニケーション術だとおもうので、せめて、10年20年仕事をやってる先輩方はそれくらいは身につけて欲しいと思うところです。