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イベントログに出ている「このセキュリティアクセス許可は、コンポーネントサービス管理ツールを使って……」を消したい

いつも出ている警告がある

PCの調子が良くなかったので、突然のシャットダウンの原因を調べるべくイベントビューアーを見ていたのですが、再起動などの後に必ず出ている警告があるんですよね。

アプリケーションアクティブ化のアクセス許可を与えられないという警告

警告はいくつか出ているのですが、代表的なものはこちら

アプリケーション固有 のアクセス許可の設定では、CLSID
{2593F8B9-4EAF-457C-B68A-50F6B8EA6B54}
および APPID
{15C20B67-12E7-4BB6-92BB-7AFF07997402}
の COM サーバー アプリケーションに対するローカルアクティブ化のアクセス許可を、アプリケーション コンテナー 利用不可 SID (利用不可) で実行中のアドレス LocalHost (LRPC 使用) のユーザー MAIN-PC\backy SID (S-1-5-21-2437725258-3763247025-1325526988-1001) に与えることはできません。このセキュリティ アクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

3種類の警告

起きている警告は、下記のAPPIDに対するもの。

  • {15C20B67-12E7-4BB6-92BB-7AFF07997402}
  • {316CDED5-E4AE-4B15-9113-7055D84DCC97}
  • {4839DDB7-58C2-48F5-8283-E1D1807D0D7D}

どうやら、背後で動くサービスやアプリを稼働させる際の権限が不足していて、動かそうと思ったモノが動かせなかった、ということのようなのですが、それぞれ何者かを、コンポーネントサービス管理ツール*1で調べてみると、それぞれこんな名前であることが判りました。

  • {15C20B67-12E7-4BB6-92BB-7AFF07997402} …… PerAppRuntimeBroker
  • {316CDED5-E4AE-4B15-9113-7055D84DCC97} …… Immersive Shell
  • {4839DDB7-58C2-48F5-8283-E1D1807D0D7D} …… ShellServiceHost

調べ方ですが、コンポーネントサービスのツールから [コンソールルート]-[コンポーネントサービス]-[コンピューター]-[マイコンピューター]-[DCOMの構成] のツリー部分を選択すると、下図のようにツール中央部分にアイコンが一覧表示されるので、適当なアイコンを選んで右クリック→「表示」からの「詳細」で、アプリケーション名とAppIDの一覧表示状態に切り替わります。

コンポーネントサービスからDCOMコンポーネント一覧を表示させる
名前とアプリケーションIDの一覧表示モードに切り替わる

ここから、イベントログに出ていたAppIDを元にアプリ名を探すのですが……検索機能がないので目視検索を行う必要があります。ソートも出来ないので頑張りましょう。で、見つけたのが上記の3つです。

警告の原因を潰す

具体的な方法は既にいろんな方が調べてくださってますので、下記のサイトも参考にしてください。

kzstock.blogspot.com
pcrepair.w-pickup.com

ざっくりと方針を書くと以下のようになります。

  1. AppIDに対応するレジストリーエントリーの所有者をAdministratorsに変更する(初期状態は「NT Service\TrustedInstaller」になっているので)。
  2. レジストリーエントリーの「グループ名またはユーザー名」にAdministratorsをフルコントロールで追加する。
  3. AppIDに対応するコンポーネントサービスのセキュリティ設定画面から、グループ名またはユーザー名の欄に「Users」を追加し、「リモートからの起動」「リモートからのアクティブ化」をONにする。
  4. 冒頭で変更したレジストリーエントリーの所有者を「NT Service\TrustedInstaller」に戻す。

これだけのようです。

実際にそれぞれの設定を変えてみて効果があるようならば、もう少し詳しく追記します。

その後(10日後)

その後様子を見続けているのですが、下記のような状況です。

  • {316CDED5-E4AE-4B15-9113-7055D84DCC97} Immersive Shell については設定変更の再起動後、まだ警告が出続けている。
  • 2021/10/15のWindows Update、KB5006670(2021-10 x64ベースシステム用Windows10 Version 21H1の累積更新プログラム)適用後、新しく「{3EB3C877-1F16-487C-9050-104DBCD66683}」の警告が出るようになった。

2021年1月のSSD購入に伴うOS入れ替え以降、Microsoft Storeや電卓、画像ビューアーなど標準のアプリがことごとく起動しないという現象が続いていて、それらの原因なのでは?と疑っていたのですが、そうした現象が解消することもなく、またエラーが増えるという状況。Windows7からアップグレードで繋いできたOSですが、Windows11に対応した環境にしてOSから買い直した方がいいのかもしれません(メディア作成ツールで作ったインストーラーには前のアカウントで使っていたときの設定やらなにやら全部入っているようで、上記の権限周りなどで怪しい警告が結構出ているので)。

*1:コンポーネントサービス管理ツール: Windowsメニュー→Windows管理ツール、の中から起動できる管理用のツールです。