忘れないようにメモしておきます。詳細は書いてませんので適宜よろしくです。ここでは、Windows7をWebサーバーとして動かし、.NET Framework 4.0として作ったアプリを動かせるようにするまでの過程を書いています。また、PCにはVisual Studioがインストールされているものとします。
IISを使えるようにする
コントロールからアプリのインストール画面を開き、「Windowsの機能の有効化または無効化」から「インターネットインフォメーションサービス」を選択。おそらく導入するものを細かく選べるようになっているので、IIS本体と管理用コンソール、開発用の選択肢からASP.NETを選択します。まずはここから。
次に、Webサイトとして公開するフォルダをPC上に用意し、IISの設定画面からそのフォルダを公開するための設定を行います。その設定確認として簡単なテキストを表示するHTMLファイルを用意し、実際に自分のPCのブラウザーから表示されることを確認しましょう。
次に可能であれば別のPCから接続できることも見ておくと面白いでしょう。ただ、この場合、WebサーバーとしているPCのWindowsファイアウォール設定などでIISの通信を遮断しないように設定する必要があるかもしれません。
ASP.NETを利用可能にする
- Windows7のIISは、初期状態ではIIS上で設定したWeb アプリ(フォルダ)に.NET Framework 2.0しか割り当てられません。なので、Webサイト自体の設定からアプリケーションプールの選択肢として.NET Framework 4.0を選択できるように設定します。
- Webアプリを追加し、アプリケーションプールの設定から.NET Framework 4.0を指定可能にします
- この時点ではPCがASP.NETを使える設定になっていない可能性がありますので、以下のサイトの手順にしたがってASP.NETを有効化してください。
- 次に、Visual Studioから簡単なWebアプリを作り、プロジェクト右クリックから「発行」を選択して上記手順で作ったWebアプリの実フォルダを発行先にして発行します。
とりあえずこんな感じ。なお、ユーザーの権限が弱い場合各所で権限のエラーが出る可能性があります。一番面倒なのはWebサイトとして公開するフォルダにアクセスできないというものである可能性があるため、その場合は管理者権限でセキュリティ設定からフルアクセス可能にするなど対応を検討してください。

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