twitterで「#自分を作り上げたゲーム4選」というタグが広まっているので、自分も少し思い返してみましょうか。
日本特急旅行ゲーム(タカラ/1979年)
これです。
1979年、タカラが出していたボードゲーム。当時8歳~9歳頃。3歳年下の弟と対戦していたので、そうとうルールを覚えるまでにやりとりがあった物と思われます。なつかしいです。これで日本各地の地名を覚えました。新宮とか八戸とか(笑)。
このあたりでボードゲームの面白さを知り、その後、「戦国武将ゲーム」や「世界ジャンボ旅行ゲーム」などをひたすらプレイしていました……。が、なぜか「人生ゲーム」は持ってませんでした。このあたり、何か親の思惑があったのではないかと(戦国武将ゲームも日本各地の旧名を覚えるのに役立ちましたし、世界ジャンボ……も同様)。
D-DAY(エポック/1981年)
エポックから発売されていた、いわゆる「ウォーゲーム」。6角形のマス目に、軍の部隊を模した駒を重ねて置いて部隊を移動させ、戦わせるというもの。エポックからはシリーズで戦史をなぞったゲームがいくつも出ていましたが、これは第二次世界大戦の終盤、ドイツに占領されていたフランスのノルマンディーに連合軍が上陸した、「ノルマンディー上陸作戦」のゲームです。
発売されたのは1981年ですが、買ってもらったのは確か小学5年生か6年生。初めてのウォーゲーム、そもそもの基本的な考え方などから学ぶ必要があり、上陸計画を立てて数ターン先の上陸を見越して部隊編成したり、補給路の考え方など覚えるのは大変でした。小学校の頃の友人と何度もプレイし、ついにはゲーム雑誌「TACTICS」の対戦者募集欄から同じ街の年上の人の家に行ってプレイするという、いわゆる「オフ会」相当のことまでやってしまったという懐かしいゲームです。
映画「ウォーゲーム」が上映されたのも確かこの頃。ゲームジャンル自体はこの映画で知ったのだったと思います。
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TRAVELLER(GDW、HOBBYJAPAN/1984年)
SFが題材のTRPG(テーブルトークRPG)です。当時、ロールプレイングゲームなるものはパソコンでも日本ではまだほとんど出ておらず、ウォーゲーム系の雑誌「TACTICS」の広告にもツクダオリジナルの「STARQUEST」が掲載され、英語版だか日本語版だか判らないダンジョンズ&ドラゴンズの基本セットが出ているくらい。そもそも概念が判っていないので「何をどうする物なのか」全然判らない。そして、お小遣いなどももらっていなかったので、購入するには親を説得するしか無い……しかし何なのか全然判らない(笑)。そんななか、まだ周囲でそんなゲームを誰もやっていない状況で思い切って誕生日だかクリスマスだかに買ってもらったのが「TRAVELLER」の基本セットでした。
まだ自宅に眠っているゲーム達。この右の方にある黒い箱がトラベラーです。入っているのは説明書だけ。これを読んで、ゲームマスター役が複数のプレイヤーに口頭で状況説明。プレイヤーの行動は会話で伝えられ、その結果も会話で、という超絶アナログゲームが「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」でした。この初の試みに付き合ってくれた友人2名、なんだかんだで楽しんでもらえたと思っているのですが、どうだったのでしょうね。結果的にこのSFアドベンチャーのシナリオを作るためにSF小説を読みあさることになり、結果としてSFにハマっていくのですが……。いろんな意味で自分の方向を決めることになったゲームです。
LOSTWORLDS(Nova Game Design、SOFTBANK/1985年)
1985年に発売された「対戦型ゲームブック」です。二人のプレイヤーはそれぞれ相手のキャラクターの本を持ち、行動を記載した表から攻撃手段を選択、相手に伝えます。自分の攻撃と相手の攻撃の組み合わせから判るページを開くと、そのページには相手の攻撃アクションとダメージ等が描かれている、という。自分の本を相手と交換することで、自分から見た相手の光景が手元の本に表示されるというシステム。これもTACTICSなどで紹介されていたのを購入。たしか中学だったかでひたすら昼休みはこれをやっていた記憶があります。
これも弟や友人とひたすらプレイしました。
その他
本当はこんな物ではありません。本当はもっと色々紹介したいのですが、とりあえず4つに絞るとこんな感じかと。その他のものを少しだけ出しておくと……
- 各種ゲームブック(火吹き山の魔法使いから始まるあれやこれや)
- 剣と魔法の国(MAGIC REALM …… ほとんど英語のボードゲーム。中学生が弟とやるにはかなりハードル高かったです)
- モンスターメーカーシリーズ(対戦カードゲーム。トレーディングではない、買い切りのカードゲーム。九月姫さんのイラストが可愛かった)
- Kings and Things(HOBBYJAPANが日本語版を出していたボードゲーム。これはハマります)
- Magic the Gathering(言わずと知れたトレーディングカードゲーム。まだ日本語版が出る前にひたすら英語版で遊び倒しました)
ちなみにゲームブックは実家から持ってきてますので、いつでも遊べる状態です。
いずれ細かく紹介したいですね。