文教堂の劣化っぷりが半端ない。
どういうことなの。オンライン書店との競争が起きてるなか、リアル書店のメリットって
- 手にとって観られる
- その場で手に入る
くらいになってしまっているのに、そこが崩れたらもうリアル書店やってる意味ないって…。
近くにある文教堂という書店、書籍のフロアを半分にし、文庫とマンガはフロア半分を占めるワイヤーラックに並べ、半分がハードカバーと雑誌。技術書や参考書、児童書は大幅に切り捨ててしまいました。ま、こういう風に割り切って選択と集中を行うというのならいいんですが、この「割り切った後」の始末が悪い。
ワイヤーラックの書棚は棚の境界が分かりづらく、書籍の識別が非常に行いにくい。そこに、普通に立てたり表紙を見せたりして並べてあるのですが、さらに「五十音順になってない」ところがあったりする。もうこうなると、何がどこにあるか分からない。さらにジャンル別の分類もイマイチ。これ、絶対「本に興味が無い店員」が並べてるでしょという感じ。
さらに、フロアを減らしたことで当然のことなら書籍の種類自体も減りました。マンガにしても、少しマニアックなものは片っ端からカットされてますし、文庫やハードカバー単行本も「話題になってるもの」メイン。というかそれだけ。
どこに向かっているのか全然分からない。
だったら
- マンガはほかに負けない
- 雑誌の取りそろえはピカイチ
- 文庫の新刊はきっちり押さえる
- 流行の書籍は高頻度で入れ替え、取りそろえ
みたいなののどれかに絞って、客層もある分野に特化した方がよほどよかったのに、全部を中途半端にしてしまって結局客に逃げられているという感じデス。
株主なんだけどなぁ……がっかりだなぁ。