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日常茶飯事とお仕事と

夏休みの課題

小学生の夏休みの課題を済ませるために、まずは水彩絵の具の使い方を娘に教えました。課題は四つ切り、八つ切り用紙と指定されていますが、四つ切りなんてめちゃめちゃでかい。まだ学校でマトモに絵の具の使い方も習っていない状態で、こんなサイズにポスターとか無理でしょ。色塗りだけでただの苦行になりますよ。というわけで、ほどよいサイズの画用紙、サクラマット水彩12色、筆4本(太さいろいろ)、パレット、筆洗い(3つを組み合わせる、すこし大きい子向け)を買ってきて、手頃な題材で色の塗り方から教えました。



それで最初がスライムかよ!
いや、実際のところ、「興味を持ったものを模写する」というのは絵を好きになる基本の基本だと思うので、今興味を持って見ているドラクエをネタにつかいました。



水彩絵の具の水彩絵の具らしい使い方を教えてくれたのは、中学校だったか高校だったかの先生。校内で写生するという授業で、3倍速で一気に3枚くらい描いて終わらせたのを覚えてます。小学校では自分が聞いていなかっただけかもしれませんが、「パレットに出して、筆を適当にぬらして、筆に絵の具を付けて、塗る!」くらいでずっとやってました。透明な水彩絵の具の特徴を生かして重ね塗りで濃さを出すとか、黒と白を混ぜることによる色の変わり方とか、その辺は全く教えてもらえなかったような気がします。


まぁ、小学校の先生は基本的に全科目を一人でやるので、絵が苦手な先生、体育が苦手な先生、音楽が苦手な先生とさまざまな人が居て、誰に当たるかで授業内容が変わるってのも仕方ないとは思います。ですが、やはり基本的なところをきちっと教えたら、もっと伸びる子とかいるだろうに...なんて考えてしまいますね。仕方のないことなのは判っていますが...。


水彩入門 透明感を生かして描く (新カルチャーシリーズ)

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