顧客より、先日発生した原因不明の問題に対して埋め込んだログ機能が活きて、ログが出力されたとのメール。内容を確認したところ、以下のような記録が。
'~' メソッドは失敗しました: '~' オブジェクト
問題が発生したと思われる関数内に仕掛けておいたErrorトラップに引っかかったようだ。しかし、これではなんだか判らない。Google検索した結果、次のページが挙がってきた。
http://support.microsoft.com/kb/q255733/
COM関連のコンポーネントバグ。対応には、最新のサービスパックを適用してくれと書いてある。これでは、「最新」といってもいつの最新だか判らない。仕方ないので文書番号「255733」を元にして、過去のサービスパックの改修点一覧を調べてみたところ、SP1で改修された問題であることが判明。
http://support.microsoft.com/kb/416094/JA/
うーん。11月に動き始めたシステムのOSにサービスパックが適用されていないなんて、ありえるのだろうか.....やはりSPは4だった。ただ、この現象は問題の本質ではない。問題は、ActiveX EXEで実現されているイメージビューワが正常稼動していないことにある。
そこで発生したエラーをメインプログラムにCOM技術を使って伝達する時点で「〜」に化ける問題が発生しているだけで、それを解決しても根本解決ではない。