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日常茶飯事とお仕事と

機能追加開発のASP.NETアプリソースが動かない

専門ではないし面倒くさいし環境も整ってないからやりたくないのですが、仕事なので。

現象

既存のASP.NET Webサイトの機能追加で、ソースは開発サーバーから持ってきた物をポイと渡された状態。使ってる.NET Frameworkや使うべきVisual Studioのバージョンも不明な状態で作業開始を命じられたのですが……。とりあえず

  1. ソースをGitLabの管理下に置いて共有可能に。
  2. Visual Studio 2017でWebサイトとしてソースを開いて、ソリューションファイルの配下に置く(ソリューションを名前を付けて保存)。
  3. 使ってる.NET Frameworkを……とりあえず3.5にしてみる→Web.Configに大幅に加筆が行われたので、2.0にしてみると加筆された部分が消えた……ということは.NET Framework 2.0だ(今時!?)。

というところまでやって、念のためWebサイトのビルドも行ってエラーが起きない事を確認。さ、DB接続とか出来ないだろうけれどまずはデバッグ実行してみるか、と思ってF5を押したら……。

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ASP.NETのソースを実行すると起きたエラー

アプリケーションレベルを超えて allowDefinition='MachineToApplication'として登録されているセクションを使う事はできません。このエラーは、仮想ディレクトリがIISでアプリケーションとして構成されなかった場合に発生します。

さて、調べますか。

原因

簡単でした。サブフォルダーに別のASP.NETソースが混入してました。フォルダー名がすごく適当だったので、おそらく改修作業か何かの中でお試しでつくったものがそのままになっているのではないかと。で、Web.config等の設定情報やフォルダー構成も全部ダブってるのでVisual Studioがよく分からなくなっていたっぽいです。

ゴミフォルダーを消して、とりあえずこのエラーは消えました。

社内向けセキュリティ関連情報共有メモ

2020年10月29日掲載分。

慶應義塾大学、次世代デジタルアイデンティティ基盤を実証実験(10/28)

在学証明書や卒業見込証明書のデジタル化。これは受け入れ側企業の選別が始まったとも考えられますね。

サブドメイン テイクオーバーの防止法(10/27)

マイクロソフトブログでドメイン利用停止時の注意点が説明されています。

Apple製品に脆弱性が発見されアップデートが公開されています

Apple から各製品向けのアップデートが公開されています。お使いの製品で気になる物があれば下記URLからのリンクをご確認ください。

JUUKO製産機無線コントローラーに脆弱性(10/28)

産業機械(クレーンや工場など)の機械を無線操作する台湾メーカーの製品に、命令などを盗聴して改竄、乗っ取れる脆弱性があったとの報告。大型機械や食品/薬品製造などは悪意のある攻撃で人命に関わる事故が起きるので、情報セキュリティ面では最前線とも言えますね。

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2018年の新人研修序盤の社内向け報告を見返した

いろいろあって、今は研修関連業務から外れました。というか外されました。現在、過去のやりとりを変な風に利用されないうちに保全しておこうと、社内グループウェアからテキストファイルに転記しているのですが……。2018年5月末、初年度の状況について社内に掲示した内容が出てきたので見返してます。何か間違えたかな。自分が思う技術教育(全くの素人向け)を結構真剣にやって、4人の新人はそれぞれのカラーでそれを吸収して、自分で勉強したり新しいことにチャレンジできるようになるキッカケを得てくれた、と思っていたのですが。

こうなることが会社の上層部の方々には面白くなかったようです。今思うと、ゼロから丸投げでやらせて失敗するだろうと踏んでいたのだろうか?と勘ぐってしまうくらいまで自社に対して信頼も信用もできなくなってしまいました。

以下、研修2ヵ月が終了した時点での社内向けの報告です。

2018年度新人研修の状況等について

2018年の新人4名について、研修を現在行っている最中ですが、状況等の共有ができていなかったので遅ればせながら教材等について紹介しておきます。

基本方針

  • 前半(4月~6月)を使ってIT系の基礎知識から、プログラミングまでを教えます。
  • 後半(7月~9月)は設計資料を渡して、それをもとに作業計画、詳細設計、実装からテストまでを自立して実施してもらう期間とします(基本設計は渡して、そのあとの工程からを模擬的に体験してもらうというものです)。
  • プログラミング言語C#を中心とし、序盤の導入用にVBAを少し用いました。
  • プログラミングとは、という段階からの学習であることを鑑み、Webアプリは9月の最終段階で触れることとし、まずはC#を使ったWindowsアプリで学習を進めます。

教材等

  • 教材はIPAが打ち出しているITスキル標準(ITSS)のカリキュラムをベースに構成をカスタマイズし、PowerPointの資料を中心として準備しました。
  • 深すぎる内容は除外。また、プログラミングはJavaベースになっていたので、C#用にアレンジしています。
  • プログラミングの講義資料についてはベテランさんにバイトとして入ってもらい、資料作成を依頼しました。演習課題については自分が、回答例とも作成しています。

教材等の所在

  • 資料はグループウェアのファイル管理、全体で見られる場所に置いてあります。今年で完成させるというよりは、今後、リファインしつつ改訂していく想定ですので、一部不足や洗練されていない部分がありますがご了承ください。
  • プログラミング言語等については皆さんいろいろと思うところがあるかもしれません。今回、全員が完全に初心者であることと、Webアプリ等は関連技術が多く、すべてが中途半端に終わる可能性があることから敢えてメインの対象から除外。作って、目の前ですぐ動かせるWindowsフォームアプリを.NETで作るという方針に絞りました。

基本的にオブジェクト指向言語、プログラミングを意識した実習内容になっています。C#は5月に入ってから着手していますので、実質まだ1か月弱です。そんな彼らが取り組んでそれなりの結果を出している内容ですので、少しC#オブジェクト指向言語に不安がある人には数年目の社員でも参考になるかと思います。良かったら何か教本などを参考にしながら取り組んでみられてもよいかと思います。

また演習課題についてはいずれも本題を説明したあと、1時間~2時間の即興で作っているもので、まだまだ洗練されていません。説明文やサンプルコードの不備は大目に見てやってください。