自分用メモです。
サーバーなどでアプリの設定をする際に、事前に作っておくフォルダなどが正しく作られているかといったことを確認する場面など、たまにあります。そういう場合にフォルダ一覧を簡単にとる方法。コマンドプロンプトからdirコマンドにオプションを適切につければ一発です。
dir /b /ad /s | clip
で、今いるフォルダ以下のフォルダ名フルパスリストをクリップボードにコピーします。その内容をテキストエディタなどで貼り付ければ、フルパスリストの出来上がり。コマンドの各部分の説明は下記の通り。
- /bオプション …… 出力結果をファイルやフォルダ名だけに限定。
- /adオプション …… /aで対象を絞り込み。dでディレクトリ(フォルダ)を指定。
- /sオプション …… 指定された場所以下のサブフォルダもすべて出力(指定された場所がない場合は今の場所)。
- |clip …… 出力結果をクリップボードに。
ただ、出力内容は以下の特徴があるので気を付けましょう。
- パスの途中のフォルダも1行として出力されます(例:C:\test\application\log の場合、c:\test\application で1行出力されます)。
まぁ当然といえば当然ですが、たまに設計資料などでフルパスの「末尾フォルダ」基準で一覧が作られていたりすると上記の情報でずれる可能性があるので、適宜調整してください。
参考まで。

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