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日常茶飯事とお仕事と

ゲーム脳の恐怖?

そういうことにしたいらしい。
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_02/t2005021701.html

関係者によると、少年の知能指数(IQ)は平均を上回る高水準だったという。が、少年は小学時代からテレビゲームに熱中。徹夜でゲームをして授業中に居眠りしてしまうこともあったといい、一部の専門家はこうした過度なゲーム常用が思考能力の低下につながった疑いを指摘している。

確かに、その少年がゲームをやっていたのはわかるが、だからといって「ゲームをやっている」→「その少年と同じ」は成り立たない。この記事だって、本当に問題とすべきは「徹夜で」ゲームなどに没頭して昼間の注意力や集中力を失っていることであり、「ゲームに没頭した」ことだけが原因とはいえない。なんでこうなるかなぁ。

ところで、この手のことを非常に馬鹿丸出しで1冊の本にまとめたのが、

ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)

ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)


この本、以前電車に乗るときの暇つぶしにふと書店で手に取ったのだが、あまりの馬鹿さ加減にあきれて開いた口がふさがらなかった。
「痴呆の人の脳波形と、ゲーム中の人の波形が似ている」→「ゲームをやりすぎると痴呆になる!」おい待てぇ!
こういう展開を終始貫く大学教授の独り言を読みたい方は、ぜひ買ってみてほしい。絶対後悔する。