T案件の負荷・運用テストの結果、思わしくないパフォーマンスと、サーバーアクセスに関してエラーが発生しているという報告が某社から上がってきた。が、その報告内容は非常にお粗末。具体的に何をやってどうなったか、という形式になっておらず、そもそも負荷テストの全貌が全く見えない。
が、いずれにしても問題が存在するのは明らか。ライセンスに関しては、自社ミドルウェアの問題なのか、Windows2000サーバーの問題なのが不明。また、パフォーマンスに関しても2つのミドルウェアの問題か、Windows2000サーバーの問題か、SQLサーバーの問題かが全く見えていない。ただ、パフォーマンスに関しては、こんなこともあろうかと埋め込んでおいたログ機能が活躍することになるだろう。以前作成したログ書き出しクラスに少々手を加えて転用したものだ。が、今回はログのパージ機能を呼び出すロジックを省いている。ということもあり、元請のH社には「最終版ではコンパイルオプションを変えてログ機能をカットしてください」とは伝えてあったが、担当者の引継ぎがうまく出来ていない様子を見ると、恐らくそのままONになっているのではないかというのがこちらの推測。
ただ、ONになっているのなら幸い、今回のパフォーマンスの件についてはおおよそのボトルネックの割り出しは可能と思われるので、相手から報告を待つのみ。
