新バージョンのODP.NETを参照してビルドしたものを、旧バージョンのODP.NETが入った環境で稼働させる必要が出てきました。方法について調べていたところ、同僚からこのサイトを紹介されました。
- バージョンリダイレクト/株式会社ミークス
- http://www.meeks.jp/archives/126
方法はあるんですね。後日、動作確認してみます。
……やってみました。結果から言うと、うまくいきました。
この機能、本来は「旧バージョンとなったシステムを、新バージョン環境でも動くようにする」というためのものですが、今回、これを逆方向で用いて「新バージョンに移行したのだけど、旧バージョンで動く環境も少し残っているので、そいつらにも対応する」ために使います。検証は、ロードされたアセンブリからOracle…で始まるもののFullNameを表示するツールをつくり、app.configに下記の設定を行うものと、行わないものを用意、新バージョンのODP.NET環境でビルドし、検証用の旧バージョンODP.NET環境で動かしてみるという手を取りました。
問題無く動きました。
アプリケーション構成ファイルが配布物として増えるという問題はありますが全クライアントなどにOracle Clientを入れたりする必要がなくなることなどを思えば安いモノかと。