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日常茶飯事とお仕事と

パソコンが子供に与える影響

文部省などが本格的な調査を始めるそうだ。くれぐれも「ゲーム脳の恐怖」のようなくだらない主観的実験と結果に陥らないようにしてもらいたいものだ。
別にゲームやパソコンが子供に良い影響だけを与えると信じているわけではない。むしろ、自分もゲームをする身としては、「子供にこれはやらせない方がいいだろう」と思うものは多数あるのは良く知っている。また、あの激しい画面の動きを追い続けることが子供に良い影響を与えるとは到底思えないという見解も持っている。
ただ、怖いのが、1つの集団のどこか一部がダメだということで、その全てを否定するような動きにならないだろうかということ。このような自体が発生すると、コンピュータや電子機器といったもの全てが憎悪の対象になりかねない。
まさかそこまでは行かないと思うが、前述の書籍などでは、それなりのキャリアを積んだ人がそういった発言をバカみたいにしてしまっていることで、論理的な判断が苦手な人が鵜呑みにしてしまうという事態が実際に発生している。こういうロジックがまかり通る世の中にはなって欲しくないし、そんな変な理屈に自分の仕事や趣味、子供の将来が影響されるのはまっぴらごめんだ。