古いゲームとかの稼働環境、そしてとあるシステムの開発環境としておいてあるWindows XP仮想PCのメンテ記録です。参考にしたサイトなどの記録を兼ねたメモ。
状況
VMware Workstation上で動く、Windows XP SP2 32bit日本語版です。すでにWindows Updateも出来ない状態。なお、下記作業でのダウンロードはすべて仮想PCのホスト側(親PC側)で行っています。XP側は既にセキュリティパッチ等も切れており、まともなウイルス対策等も入っていない状況なので、親PC側でダウンロード、変なものが混じっていないかをチェックしてから、VMware Workstationのドラッグ&ドロップで仮想PC側に移しています。
Internet Explorer 8をインストールする
結果から言うとインストールしても何も変わらなかったのですが、もしかしたらWindows Updateとか動くかな?と思って導入してみました。
下記のブログに書いてあったマイクロソフトのダウンロードリンクを使い、単独インストーラーを入手。仮想環境にコピーしてインストール実施。
ダウンロードリンクはこちら。
- Windows XP 32bit日本語版用 Internet Explorerインストーラー(マイクロソフトサイト)
- http://download.microsoft.com/download/0/5/7/05716044-2806-40DA-8332-D3ED79BC8F68/IE8-WindowsXP-x86-JPN.exe


インストールは出来たのですが、残念ながらGoogle.comですらアクセス出来ず、何も使えないのでFirefoxをインストールすることにしました。
Firefox 52.9.0 ESR Windows版をインストールする
Firefoxなら、サポートは切れているものの利用出来るバージョンが入手可能との情報を下記のブログで得たので、早速ダウンロードして導入してみました。
コメントとして追記されていた、日本語版のインストーラータイプのものが使いやすいと思います。下記のリンクになります。
- Firefox 52.9.0 ESR Win32 JA(Installer)
- https://download-installer.cdn.mozilla.net/pub/firefox/releases/52.9.0esr/win32/ja/
導入後、無事外部サイトを見ることができました。この頃のWindows UpdateはWebサイト経由でアクセスするもので、IE8ではもうアクセス出来なかったことからFirefoxでいけないかと思ったのですが……そもそもIE以外は受け付けないようです(恐らくActiveXとか使いまくってたんでしょうね……)。残念。2020年頃まではUpdateできたというブログとかもあったので、ちょっと期待したのですが。
その後、よく見たらWindows XP自体のService Packがまだ2だったので、3に上げておくことにしました。
Service Pack 3を適用する
Windows Updateが使えない以上手作業でService Packのインストーラーを入手して適用する必要があります。こちらも入手方法について書いてくださっているブログがありましたので参考にさせてもらいました。
上記サイトで紹介されている方法は、マイクロソフトが公開している「Microsoft Updateカタログ」というサイトで、対象インストーラーを検索してダウンロードするというものです。
www.catalog.update.microsoft.com
ここで、「KB936929」を検索キーワードにして検索すると、Windows XP サービスパック3のインストーラーが出てきます。

これをダウンロードし、仮想環境に持ってきてからインストールしました。とりあえずこの時点で昔の環境としておいておけば、何かをインストールして試すといったこともできるとおもいます。VMware Workstationのスナップショットをとっておきます。

その他のセキュリティパッチ等について
上記のMicrosoft Updateカタログサイトを使って、「Windows XP」や「Windows XP 重要」といったキーワードで検索すれば、Windows Updateで導入されていたパッチ等を1個ずつダウンロードして導入することも可能です。参考まで。
