1ヶ月程前に自宅パソコンのハードディスクが調子悪いということから、入れ替えのはなしを書きました。
その後の経緯です。
ハードディスクのコピーとWindows10入れ直し
購入したこの機械でハードディスクのコピーはできたのですが、実はコピーの直前にPCが起動しなくなってしまい、「起動しない状況も含めてきちんとコピー」されてしまいました(コピー自体は時間かかりましたが全く問題なしのようです)。
というわけで、結局のところ最初からインストールし直しに。Windows10は元々Windows7からの無償アップグレードで導入したものだったので、1年程前にUSBメモリーに起動用データを作成しておきました。まずはPCのBIOS設定から起動順序をUSB優先に切り替え、起動しないWindows10が入った新ハードディスクにそのまま上書きインストールしました(後で気づくのですがこれが失敗だった)。インストール自体は画面の指示に従うだけで完了。プロダクトキーとかも聞かれることは無し。
ハードディスクの容量を使い切れない、フルサイズ認識していない
今回ハードディスクは2TBから3TBに買い換えたのですが、どうもWindows10が3TBを認識していません。2TB。ディスク管理から見ても、空き領域はあるけれどパーティションを作成できない。いろいろ調べたところ
- HDDのフォーマット形式がMBR(マスターブートレコード)の方式になっている。これだと3TBは認識できない。
- 3TB以上を扱うならGPT(GUIDパーティションテーブル)方式でないといけない。
ということのようです。MBRってもう「古い方式」なんですね(笑)。今回の件まで知りませんでした。で、この方式ですがおそらく空っぽのHDDにWindows10を入れようとしたならば自動的にGPTになっていたのだとおもいます。ですが、今回ハードディスクは古いものをクローンしたもので、古い2TBのHDDはMBRでフォーマットされていました。なので、そのままクローンされてしまったのだと思います。で、とれる方法は3つ。
できれば3番目は避けたいので、2番目の「変換」で。で、そういうディスク管理系のツールが今はいくつもでているのであたってみました。ほとんどがダウンロードと体験版利用は無料だけれど機能は制限されているというもの。そして、肝心のMBR→GPT変換は有償の機能。6,000円くらいで買えるものばかりなのですが、できれば今は出費を抑えたいのでほかの方法を……。で、調べてみるとそもそもWindows10には変換機能があるようです。
コマンドは「mbr2gpt」、オプションは下記のように指定してコマンドプロンプトから実行します。
mbr2gpt /convert /disk:0
ディスク番号はdiskpartをコマンドプロンプトから実行し、「list disk」で表示される番号を指定します。これで一応認識できるようになったのですが、残念ながら既にできている2TBのシステムパーティションとは別に、空き領域ができてしまいました。これを統合するには何かしらのツールを使う必要がありますが、まぁそこはよしとして、動画のエンコード作業用ドライブとでもしておきましょう。
というわけで
とりあえずディスクの入れ替えは完了。アプリの再インストールは面倒ですが仕方ありません。昔と違って助かるのは、Googleのアカウントにまつわるログイン情報やブックマーク類は特に復元する必要ないこと、また、steamのゲーム類やBlizzardのバトルネット関連の設定などもサーバー側に保存されているので特に何もする必要はありませんでした。非常に助かります。
で、その後
今回、元々はハードディスクの不良がきっかけでしたが、元々は
- スリープモードからマウスを触ったりしても復帰しない
- シャットダウン状態でも充電できていたUSBポートポートが効かなくなった
が引き金でした。その後、ディスクにエラーが見つかってディスクが原因と踏んだわけですが……。実はここまでの作業でこの根本は解決しませんでした。続きは後ほど。