先日書いたものの続きです。
キーボードのキートップ外し器具が届いたので、早速外して掃除してみました。
最初に写真を撮っておく
これ重要です。キートップを外したら、当然最後に元に戻す必要があります。そのために、キーボード全体の写真をスマホなどで撮っておきましょう。特にあまり意識していない記号キーや、キーボード最下段のキー順序などを重点的に撮影しておくことをお勧めします。
カバーを外す
RealForceは、裏面手前の爪を軽く外すだけで、上部カバーを取り外すことができます。今回はキートップだけではなく下地部分も掃除したいのでカバーを取り外しました。
キートップを外していく
次にキートップを1つずつ外していきます。購入したキートップ引き抜き工具は台形のワイヤーが2つついており、キーの左右か上下から隙間に挿入後、45度回すことで四角いキートップの角を引っかけることができます。その状態で上に強く引っ張ると、キートップをすぽっと抜き取ることができます。
普通の文字キーであれば正方形ですが、EnterキーやShitといった大きなキーも同じように引き抜き可能です。ワイヤー部分を大きく広げて隙間に挿入。どこかの角を対角線上に2箇所ひっかければOK。
上記の写真に少し見えているように、キーの隙間から入った髪の毛や埃、フケのようなものなどがかなり溜まってしまっているので、キートップを外したらこれらも綺麗にしましょう……。
キートップを洗う
外したキートップは、洗面器にぬるま湯を入れ、そこにバスマジックリンのスプレーを7~8回ほど吹いたものを用意し、片っ端から漬けていきました。
このあと後述のようにキーボードの土台部分を清掃する間放置した後、洗面台で水を流しつつ、1個ずつキーの側面をスポンジで磨きました。洗い終わったキートップはバスタオルなどにどんどんのせて行きます。
最後にキートップの水分を取り除いていきます。もし時間があるようでしたら、タオルなどにキーを並べて日陰で乾かすのがベストかと思いますが、時間が無かったので以下の処置を施しました。
- キートップを、裏面が下になるようにタオルに置き、上から叩いて水をタオルに落とす。
- キートップ表側はバスタオルで1個ずつ拭き取る。
- キートップ裏側は、キッチンペーパーを細く丸めて差し込み、1個ずつ水気を取っていく。
大変面倒くさい作業ですが、水分が残るとキーの軸受け部分に籠もってしまうので破損の原因になるかもしれません。ここは手を抜かないようにしましょう。
キーボードの土台部分を綺麗にする
キートップをつけ置きしている間に、キートップを外した土台部分を清掃します。まずは掃除機で大まかな埃や髪の毛などを吸い取ります。次に、ティッシュに無水アルコールをしみこませ、手で隙間を擦り洗いしていきます。
ティッシュの断片や浮いて剥がれた汚れなどは逐次掃除機で吸っていきます。
RealForceの土台部分は黒い金属板です。キーの軸受けは樹脂製で、その継ぎ目部分などにおそらく埃や、キーボードの前で食べた食べ物の破片から出た油、水分、インスタントラーメンの汁(笑)などが溜まってこびりついていますので、本当ならもう少し綺麗に出来るのでしょうけれど、キリがないのでこのあたりで終了にしました。
キートップをはめていく
ここまで来ればあとはパズルです。
最初に撮影しておいた写真を見ながら、キートップを土台部分のキー軸受けにはめ込んでいきます。気をつけないといけないのが下記の点。
- 左右のShiftキー、Altキーは多分区別が付きません。「剥げ具合」などで見極めましょう。
- 矢印キーの上下向きなどが判りづらいです。キートップは上下で形が違うので、他のキーの形状も見ながら判断してください。
ちまちました作業ですが、がんばりましょう。