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日常茶飯事とお仕事と

ネットワークドライブ割り当てしたファイルサーバーに繋がらない

自宅のLANには、BuffaloのNAS*1であるLinkStationを繋いで、各種資料やデジカメ、ビデオカメラの動画など家族全体で保管したいものをおいています。そして、自分のPCからはネットワークドライブ「X:」としてそこを割り当てているのですが……。たまにPCをスリープにして戻したり、再起動した際に、WidowsエクスプローラーからXドライブを見に行くと……

X:を次に接続しようとしてエラーが発生しました
ローカルデバイス名は既に使用されています。この接続は復元されませんでした。

こんなエラーが出て繋がらないことがありました。この際の確認方法と対処方法をいくつかメモしておきます。

Workstationサービスを再起動する

スタートメニューの「Windows管理ツール」→「サービス」で、バックグラウンドで動いているプログラムである「サービス」の一覧を表示。そこから「Workstation」という名前のサービスを探し、再起動します。

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サービス一覧からWorkstationを特定する

おそらくこれが確実な方法。このWorkstationというサービスは、共有フォルダーなどの管理をするプログラムのようで。おそらくスリープ状態からの復帰などでPCとNASの状態に食い違いが出たことで状態が可笑しくなっているのを、再起動でリセットできるのかな?と思ってます。

サービス一覧は、Windowsキー + r で「ファイル名を指定して実行」から「services.msc」と打ち込んでも呼び出せます。ただし、管理者権限がないと開けない画面だとおもうので、仕事での借り物PCなどで権限が足りない場合はこの方法はおそらく使えません。また、タスクマネージャーにも「サービス」というタブがありますが、このWorkstationサービスはそちらには出てきませんので注意してください。

NasPmServiceを再起動する

これはBufffalo社製のNASに限定した方法です。BuffaloのNASは、PCにNAS自動起動/シャットダウンするプログラムをインストールしておくことで、常時電源ONにせずPCの起動終了と連動させることができるようになっています。で、このサービスが動いていなかったりおかしくなると、「PCは電源入っているのに、NASの電源が切れている」とか「PCからNASが動いてないように見えてしまう」といった状況がたまにおきます。これを直すために、NAS監視用のサービスである「NasPmService」を再起動するという方法です。

これについては以前も紹介していました。
www.backyrd.net

ネットワークドライブを再設定する

Windowsエクスプローラーから、NASIPアドレスやホスト名を使って「\\192.168.0.10」のような指定でアクセスできるのであれば、ネットワークドライブの設定を一旦切断し、再設定することで再度ドライブ名でアクセス可能になることもあります。ただ、面倒くさいので。これをやるくらいなら冒頭のWorkstationサービスの再起動を試した方が良いと思います。

*1:NAS: Network Attached Storage。いわばファイル保存専門のパソコンのようなものです。LAN上の共有フォルダーのように見えるディスクを備えた機材。