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日常茶飯事とお仕事と

副鼻腔炎手術記録(3)入院

下記の続きです。

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入院準備

入院というのは生まれて初めてで、正直、病室にどんなものが持ち込めるのか、1日はどんな風に過ごすのか、何を持って行けばいいのか全然分かりません。とりあえず入院の手引きには、パジャマ的なものや入浴用のバスタオル、洗面具(シャンプーや石鹸的なもの)、歯磨き用具、ひげそり等が書かれていたので、一旦4泊想定で荷物をまとめました。

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入院荷物を入れたキャリーバッグ

パジャマ的なものは普段から使ってないので、普段のTシャツと短パン、下着を必要枚数。一番かさばるのはバスタオル。4泊として4枚、本来なら乾かして再利用して荷物減らすのもありですが、病室でタオルを干せるのか?といったくだらないところが分からないので念のため枚数持って行くことに。
結局、飛行機の機内持ち込み可能なサイズのキャリーバッグ一杯の荷物になりました。

タオルやパジャマは病院が斡旋してくれる業者からレンタルもできるようなのですが、別にそこにお金を掛ける必要もないので、自前でいきます。自分はだいたいいつも、下着、シャツ類などをある程度分けてメッシュの大型ポーチのようなものに入れ、利用しながらその1つを洗い物用に変えていく、という使い方をしています。今回もメッシュポーチとファイルケース併用でバッグ内を整理しました。

入院当日

入院当日は午前8:30~11:00の間に来るようにとの指示だったので、早すぎても待つだけだろうと10時過ぎに病院に到着するよう出発。なんだか、入院というと慌ただしく担ぎ込まれるようなイメージ(映画やドラマのERのようなww)しか無かったので、こんなキャリーバッグを転がしながら自分で歩いて「出張でビジネスホテル止まります」のようなイメージの入院、正直戸惑いました。

病院につくと、

  1. 入院受付で診察券や用意してきた書類を提出。健康保険限度額適用認定証も再度ここで提出しました。
  2. 少し待つと病室へ案内されるので、病棟のナースステーションへ。
  3. 名前と生年月日、診察券を見せ、受付。

ここで、5人部屋が空いていないということを告げられます。あーやっぱり。というわけで、5人部屋が空き次第移らせてもらうということにして4人部屋に。4人部屋の病室はベッドが扇状に配置されていて、ベッドごとに窓が有ります(5人部屋は窓に面しているのはベッド2つだけ、3つは窓なしカーテンのみ)。しばらくすると看護師が来るので指示に従うようにと説明をうけ、一旦ベッドに放置されました。

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4人部屋のベッドとその周り

ベッドの周りはベッドに跨がる形で配置できる可動式のテーブルと、冷蔵庫が入ったキャビネット。壁からはアーム付きの小さな液晶テレビEIZO製)。テレビは4人部屋の場合料金なしで利用可能らしいですが、5人部屋は有料。どっちにしてもスマホと読書ということにしていたので、テレビは使わない旨を伝えました。

説明と問診

荷物を適当に仕分けして配置しつつベッドで待っていると、女性看護師さんが来られて、左手の手首に年齢、性別、氏名とバーコードが記載されたプラスチック製のリストバンドを付けられました。
その後、看護師さんと一緒に各種設備の説明を受けます。ナースステーションや休憩室、シャワーの予約方法など。シャワーはどうやらこの日のみ可能で、明日の手術後は退院の日まで浴びられませんとのこと。「今日は絶対浴びておいてください」と念押しされたので、午後7時からの30分で浴びることに。説明の後は食事とアレルギーについて確認を受けました。自分は花粉症などに加え、生果物と生野菜アレルギーがあること、加熱すれば問題ないことを伝えました。最後に看護師さんから
「下のコンビニで『ティーパンツ』というパンツを買っておいてください」

と指示されました。どうやら手術時に着用する使い捨ての下着のようです。これは後述の、食事後の追加食料購入時に一緒に買ってきました。

その後、若い看護師3名とベテランと思われる看護師の4名が来訪。どうやら学生さんらしい。一人が入院と手術の説明をしながら、体温とパルスオキシメーターと呼ばれる小さな機械で指を挟んで、血中の酸素量を測定。
さらにその後、麻酔科の先生がベッドまで来られて簡単な問診。タバコを吸うか、といった質問などにいくつか答えたところで、全身麻酔の同意書にサインして終わり。

ティージーパンツ L-LLサイズ 1枚入

ティージーパンツ L-LLサイズ 1枚入

食事

その後は食事。食事は患者ごとに違うので、大きな電動カートにのった食事を担当の方が1つずつ、名前を呼びながらベッドまで運んでくれます。

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入院初日の夕食

献立は

  • ごはん
  • 中華風うま煮
  • 和え物
  • うめびしお
  • アップルゼリー

この「和え物」、元々は生だったんだろうなとおもうのですが、生野菜アレルギー対策かほどよく加熱されていました。加熱されたキュウリ……歯ごたえもなくて美味しくないんですが……とりあえず食べましょう。また、このゼリーもおそらくほかの人は生の果物だったのだろうと思われます。看護師さんが「フルーツゼリーとかは大丈夫ですよね?」と念押しに来てましたから……。

食事、食べたのですがやはり足りません。今日は21時まで飲食OKと言われていたので、看護師さんに「買ってきてたべてもいいか?」という確認をとり、病院1Fのコンビニへ。お芋のパンとお菓子を買って、21時までに食べました。ポカリスエットも購入。

保護者からの質問に自信を持って答える 小児食物アレルギーQ&A

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入院計画書

看護師さんの問診のときに、入院している間の予定に関する紙が渡されました。それによると、5日の入院予定は下記の通りだそうです。

  • 9月26日 …… 入院。食事、シャワーは普通。
  • 9月27日 …… 朝から絶食。午前中から水分の点滴開始。昼から午後で手術。この日からシャワー禁止。
  • 9月28日 …… 午前は止血剤点滴。診察あり。朝の食事はおかゆ。昼から普通食に。診察あり。
  • 9月29日 …… 鼻に詰められたガーゼを抜く。診察あり。
  • 9月30日 …… 点滴の針を抜く。診察あり。退院。

ポイントは手術当日の絶食。術後も、水もNGとのこと。あと、鼻にガーゼを詰めるというのも怖いですね……。

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