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スキャンの勧め

固定資産税の季節がやってまいりました。通知が来ました。微増……。

なんでも、「平成24年度の地方税法の改正により、平成26年度から住宅用地や市街化区域農地については、前年度の税額に据え置かれる措置が廃止された」とのこと。これで増税抑制が解除されてじわじわと増えていくようです。まぁ、ウチなんかは集合住宅一戸ですが、農地抱えてる人とかはじわじわの度合いも大きいんでしょうね(農地の価値とか具体的な税額は知りませんが……)。

で、こういうのを見て「去年どうだったっけ?」と思うこと、有るかと思います。そういう場合に役立つのが「去年の資料」。ところが納税通知書とかを紙でしまっておいてもどこにしまったか分からなくなります。そこで役に立つのが「地道に続けてきた資料のスキャン」です。

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この画像は我が家の自分用PCとNAS*1に保管してある過去の納税通知書データ。2004年頃まではGIF形式の画像として保存していたのですが、その後、PDF形式に保存できるスキャナを導入したので、途中からPDFになっています。

で、資料の種類ごとにフォルダを分けて、ファイル名の先頭を年月日にしておけば、「あのときのアレ」というのがすぐに出てきます。

使っているのはこういうスキャナ。富士通ScanSnap(スキャンスナップ)という製品です。

USB接続でPCに接続して使うスキャナ。専用のスキャンソフトが常時起動しているので、以下のような手順で簡単スキャンです。

  1. スキャナのカバーを開ける(スキャンソフトが自動起動)。
  2. 紙をセット。
  3. スキャナのボタンを押す。

終わり。所定のフォルダにPDFファイルが出来るので、あとはファイル名を適当に変えて保存場所に移動するだけ。

1年やそこらでは成果が出ているという実感はあまりありませんが、数年のデータが貯まってくると蓄積されたデータの量に応じた便利さを実感出来ると思います。地道ですが効果的です。ウチで保管しているのはこんなデータです。

  • カードの請求書
  • 税金等の通知書
  • 各種契約書(保険とか)
  • マンション管理組合の議事録や通知
  • こどもの学校関係資料

数年後に「あのときのアレ」で検索しそうなものは片っ端からデータにして保管。ある程度貯まったところでBD-RやDVD-Rの光学メディアに待避。

時間はかかりますが、オススメです。

その他の同類スキャナ

同じような目的のスキャナはほかからも出ています。

こちらはキヤノンのスキャナ。給紙と排紙が同じ方向なのが便利そうです。前述のスキャンスナップだと、上部から給紙して、手前に紙が出てきます。なので、必ず手前にA4サイズの紙が飛び出してくるスペースを確保しなければ成りません。これが結構自宅の環境だと難しい。ついつい机の上になにかおいていると、紙がそれに引っかかってしまいます。そういうのを意識した設計。悪くないですね。

こちらはブラザー工業のスキャナ。AmazonとかだとScanSnapの半値です。使ったことがないので利用感は何とも言えませんが、ADF*2が50枚までってのが悪くないです。

キヤノンとブラザー、どちらも是非利用感を知りたいところです。

*1:NAS:Network Attached Storage、要するにハードディスクだけのコンピューターみたいなもの。データを入れておくためだけのコンピューターのようなもの。

*2:Auto Document Feeder:オートドキュメントフィーダー、背面や上面からスキャナに給紙する機能や装置のことです。