昨日の夕方にトライしたものの、httpd.confの設定をしてhttpdを起動、問題無く起動はしているがブラウザからページが見られない状態で止まってしまっていた。その続き。
まず、httpd自体は動いていることから、環境的な問題だろうと推測。
- SELinuxの設定
- ファイアウォールの設定
を見てみることにした。
SELinuxの設定
正直、全開Fedora Core 6の時もよく分からないままSELinux設定をONにしたとたん、何も出来なくなるという状態に陥ったのだけど、今回のFedora 10は最初からこれが有効になっている。とりあえずは自分環境周辺での実験ということから不要と考え、一旦Offにすることに。この設定を変えるには、/etc/sysconfigにあるselinuxという設定ファイルを編集する。
初期状態では、
SELINUX=enforcing
となっていたので、これを下記のように書き換えて再起動する。
SELINUX=disabled
この状態で、まずは自分の環境上でブラウザを起動し、http://localhost/index.html を表示するところまではできた。
しかし、この状態だと別のPCからはWebページにアクセスできない。
ファイアウォールの設定
おそらく他にも設定があるだろうということで、メニューの「システム」→「設定」を見ると「ファイアウォール」という項目が。早速設定画面を立ち上げると、「信頼したサービス」という項目があり、各サービスごとにチェックボックスとポート番号が記載されている。そこから「WWW(HTTP)」という項目を見つけ、チェックがOFFになっていることを確認してチェックを入れ、「適用」。
すると他のPCからでもhttp://192.168... で始まるFedora上のページが見られるようになった。

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