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日常茶飯事とお仕事と

グッドスマイルカンパニーから「エリアル」でます(2019年5月)

うわー、なんというか、ここ2~3年は昭和復刻祭りが各業界で開催されてるんじゃないだろうか。

多分今の人は「何これ?よくあるロボ擬人化/美少女化?」と思われるかもしれません。どちらかというとそういうものの元祖に近い位置づけの、1986年(昭和61年)にソノラマ文庫*1で刊行された「ARIEL(エリアル)」という笹本祐一さんの小説に出てくる巨大ロボです。

ARIEL(エリアル)読本

ARIEL(エリアル)読本

まぁ、リアルさ半分パロディ/コメディ半分というノリなので真面目に論ずるものではないのですが、良くも悪くも80年代のオタクカルチャー黎明期の一端を垣間見ることができる作品だったかと思います。再版されるなら読んでみたいところですが……。

作者の笹本祐一さんといえば、最近は「ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ)」*2などでも活躍されてますね。昔の小説は今となっては文体やノリが少々読みづらいのですが、ミニスカ宇宙海賊シリーズは結構楽しめますよ。タイトルがアレですが内容はきっちりSF寄りです。SF系RPGとかが好きな人ならはまるはず。

ミニスカ宇宙海賊9  無法の御免状 (朝日ノベルズ)

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モーレツ宇宙海賊 1(初回限定版) [Blu-ray]

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猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

*1:後に朝日新聞が買い取り朝日ソノラマ、その後、朝日ノベルズに変わり、今は朝日新聞出版が引き継いでいますが、昔の作品については絶版扱いかも。

*2:アニメ版は「ミニスカ」が「モーレツ」になり「モーレツ宇宙海賊」になっています。主題歌をモモクロが歌っていました。