GeForce9800GTX+にビデオカードを交換したことで、GPUを画像、動画処理に利用出来る機能「CUDA」が利用できるようになりました。このところ、ずっとDIGAで録画した番組をTMPGEnc XpressでDivXに変換して撮り貯めていたので、このCUDAを変換処理に利用してみることに(TMPGEnc XpressはCUDAに対応しています)。
CUDAは、エンコードというよりもエフェクトやフィルタ機能に利用されるらしく、恐らく劇的な向上は無いだろう、と思っていたのですが、実際は、30分のアニメ番組で約2時間かかっていた処理が、1時間15分〜30分程度に短縮されました。ちなみに、利用しているフィルタは
- インターレース解除
- 映像クロップ(アナログ放送に入る周りの黒枠を除去)
- 映像ノイズ除去(アニメなどのべったり塗られた部分はノイズが乗りまくりなので)
- 輪郭強調
- スマートシャープ(輪郭を明確に)
- 映像リサイズ(アスペクト比保持の設定をOFFにして、クロップを有効に)
といったところ。結構かけてますね。特にスマートシャープは負荷が高いようなので、このあたりでCUDAが効いているのかもしれません。