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日常茶飯事とお仕事と

Xeonの性能

職場には開発用サーバーが2台あり、片方はProliant ML350 G4、片方はML150 G3。

前者はXeon 3.2GHzを2基搭載。CPUの開発コード「ノコーナ」と思われる。FSBは800MHz、チップセットはE7520。おそらくHT対応で、デュアルコアではない。メモリはPC-2700。確か周波数は333だったか?。

一方で後者は新しいサーバー、Xeon 5110が2基、1.6GHzながらデュアルコアで、FSBは1066。TDPはノコーナの半分の65。省電力で、メモリはPC2-5300F。動作周波数667MHz。


という状況で、サーバー上で動くアプリの動作速度検証を行う必要があったのだが、担当者達は、HPのdc5100、ふつうのデスクトップ、シングルコアのPentium4 2.8GHz、それも使い古した環境で検証して「速度が出ない」とのたまう。これはこれどうなんだろう(そういうことを平然とやって結果として報告してしまうセンスについて...)とは思うが、そこはとりあえず置いておいて..

「開発サーバーでやればぁ?まだ客先に近い環境だし」と進言したところ、マネージャと、どちらのサーバーがよいか、という話になった。私としては、純粋デュアルコアでメモリ等の性能も高く、HDDも新型が入っている後者も負けてないと思いますよ、と言ったところ、「周波数が半分なのに速いハズがないだろう!」と一蹴。そうですか。はいそうですか。

せいぜい動作周波数基準でシステム見積もりして恥かいてください...と言いたいところだけど、自分が属している会社がそういう見積もりを出すことになることが、最近非常に恥ずかしい。