misc.log

日常茶飯事とお仕事と

ドキュメンテーション

ただしい文章、言葉や見やすいフォーマットで資料を出すと

「よくそんなの作れるなぁ。」

という意見に加え

「後で自分たちが同じようにできないからやめてくれ」

という意見が出てくる。これ、過去に何度もあった実話。


お客さんはその資料をみるだけで話が通じるので、こじれることもすれ違うことも少ない。だから「本来やるべき次の話」が自然と出てくる。一件、余計な仕事が増えるように思うかも知れないけど、本来やるべき、話すべきことなんだから先送りにすると結局あとで数倍になって跳ね返ってくる。それがまさに「←イマココ」。技術特化ではないSI部隊を目指すのなら、技術ではない何ができるの?綺麗なプレゼン、納得の資料、わかりやすい説明とアドバイス。これじゃないの?


難解な資料や話で煙に巻くというのも作戦としてはあるかもしれないけれど、それは「狙ってやること」であって、「客が煙に巻かれていた」は単なるコミュニケーションエラー。技術的に高次元な話をするわけでもなく相手が「??」ってなってるのを「あいつら話がわかんない」とバカにするのはどうなの?バカはどっちなの?


その辺、判らないかなぁ。自分たちがどんだけ「完成形」だと勘違いしてるんだ?「自分たちが良い資料を作れない」ことを偉そうに語るくせに、作れるようになろうとはしない。まるで学びに終着駅に到着した超越者のようなスタンス。かっこいいです。あこがれません。


プロの資料作成力

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プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?

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