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日常茶飯事とお仕事と

ゲームの有害図書指定

神奈川県知事がブログで大暴れしている(笑)。
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有害なものを規制しようってのは間違ってはいないと思う。が、なんでいつも、適切な根拠と理論を添えて規制を提案しないのか。しっかりした論理的な根拠*1あって、その上で規制すれば何も問題は起きないはずなのに。
結局、それが出来ない=思いつき、伝え聞きによるキッカケを元にした規制、とみなされてバッシングの対象になる。もしくは、本当に思いつきか何かによるものだっただけなのかもしれない。
先日、ナムコのサイトで新しいプレステ2の格闘ゲームデモビデオを見た。気分が悪くなった。自分でもゲームはやる方だと思っているが、さすがにあのリアルな人物が、相手に馬乗りになって顔面を殴打しているシーンを見ると、あまりのリアルさに気持ち悪くなった。やはり、程度という問題は有ると思う。また、有る一定の限度を超えてしまったものについては、しかるべき規制を掛けるべきだと思う。だが、それにはしっかりした根拠が必要。
根拠無くして物事を決めようというのは、最近問題になっている子供の科学離れとも共通する。もしかしたら、子供がしっかりした理論や根拠に基づいて行動や思考できず、みたままを鵜呑みにしてゲームや映画、テレビなどの悪影響をストレートに受けるようになってしまっているのは、親の世代が適切なフィルタをかけてやれないことにあるのではないだろうか?
なーんてね。
でもウチも娘がパソコンをいじる姿を見ると、まもなくそうした問題に直面するのだろうな、と予感されて仕方がない。

*1:...と書いたけど、具体的な数値を出すのは難しいだろうね。ただ、少なくとも「論拠」が明確になっていて、誰が読んでも有る程度納得できるモノが無いと、今回のようなバッシングはどのような形であれ発生するだろなぁ。