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日常茶飯事とお仕事と

裁断済みの本を製本しました

メルカリで買った本が「裁断済み」だったので、ScanSnapでスキャンしてから、改めて「製本」してみました。500ページぐらいの本で、とてもホッチキスが通る厚さではないので、章ごとに分けてだいたい30~50ページぐらいごとに分割。ホッチキス留めのあと、テープで仕上げました。

製本テープはこちら。ページが少ないので、あまり幅のあるテープだと文章にかぶってしまいます。なので、一般的な35mmではなく25mmのものを選びました。

使っているステープラーはこちら。これはもうここ15年ぐらい、仕事で愛用しているシリーズです。30枚ぐらいなら軽く突き通す上、背面がフラットになるので書類束の綴じ側厚みが少なくなるのがいいのです。今回は最大50枚ぐらいまでに利用。流石に裏側に針が抜けきらなかったりしたので、両側から綴じて固定したりしています。

さて、作業はこんな感じで進めました。

製本開始
テープの裏側は既に半分カットされています

製本テープ、初めて使ったのですが、あらかじめこんな感じで台紙が半分になっているのですね。なので半分だけ剥がして、貼る位置を決めます。

半分だけ貼り付けた裏側はこんな

自分はテープの長さを少し長めにカットしていたので、余った部分はこの段階でカットしておくと綺麗に仕上げられました。ただ、この切り方だと本のページまで切ってしまう可能性があるので、厳密にやる方はカッターとカッティングマットを使った方が安全かもしれません。

はみ出た部分をカットする

次に、テープの裏紙を剥がしたら、綴じた本の「背」に押しつけるようにテープを立てていきます。自分は中央部分から順にやっていくと綺麗にできました。このあたりは好みで。

テープを起こして背に押しつけながら貼り付けていく

仕上がりはこんな感じです。ま、スキャンしたデータがメインで、捨てるのもなんだから……という理由の製本なのと、初めてなのでそこそこ出来てればOK。

完了!

本当は透明な樹脂製の表紙とか付けたかったのですが、このA5サイズの本にあう良さげなものが見つからなかったので諦めました。A4用とかだと、契約書や書類用でいくつか出てるんですけどね。