自宅でNAS*1として使っている、バッファローのLinkstationに、デジカメ画像やネガフィルムからスキャンした画像などを保管しているのですが、先日からスキャンしたネガ画像のタイムスタンプがことごとく2000年代になってしまうという問題が起きていました。
当初は、写真にジオタグを設定するために使っている「GeoSetter」というツールの仕業か?とも思っていたのですが、そもそもそのツールが作成した訳では無いフォルダーなども全部2000年2月、といった年月日になっていることから、疑ったのがNAS。
BuffaloのNASは専用のWeb設定画面があるので、それを開いて「システム」-「時刻」の欄を見てみると案の定こんな感じになっていました。
NTP機能*2がOFFになっているので、時刻情報が何かの拍子にリセットされてしまったのでしょう(2000年というと、NAS自体を買った時刻とかよりも前なので、もしかしたら内蔵している電池が切れてNAS内蔵OSの時刻が初期化されたのかも知れない)。
NTP機能を使うにはNTPサーバーに接続する必要がありますが、自宅内にNTP機能を提供してくれるサーバーなどないので、NAS自体がインターネットに接続出来る設定を行う必要があります。ですが、ネットワーク設定を見てみるとNASのDNS設定が自宅のケーブルモデムのIPアドレスになっており、おそらく外部のサーバーに繋がれない状態。NAS自体は出来れば固定IPアドレスで運用したかったので、DHCPも使っていませんでした。なので、DNSの情報もシェアされていないのかな……(このあたりの仕組みはよく分かっていない)。とりあえず、ケーブルモデムのネットワーク設定から今利用しているDNSサーバーのプライマリー、セカンダリーIPアドレスをコピーして、NASのネットワーク設定に登録。
併せて、NAS自体が持っていたNTPサーバー設定(NTPサーバー: ntp.jst.mfeed.ad.jp )をOnにすると、無事時刻が2021年の11月に切り替わりました。
我が家のLinkstationは2009年購入。
それから内蔵HDDは一度交換していません。流石に怖いので、2016年にふるさと納税でHDDを貰って外付けにし、重要なデータはLinkstationに接続された外付けUSB-HDDをメインに。NAS本体内蔵のHDDはテレビの録画データなど、まぁ消えてもいいかな、というものに絞って運用しています。
しかし、そろそろNAS本体も買い換えの時期なのかもしれませんね。
なんとなく、PCカード時代の無線LANカードあたりからBuffalo製品を使ってきているので、慣れ親しんでいるという理由だけで使い続けていますが、今のところ不満はありません。なので次も同じ系統の製品かな、と思っています。昔に比べればデータ容量あたりの値段は安くなっているので、来年あたりは買い換えかもしれません。