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日常茶飯事とお仕事と

Flickrの契約を年払いに変更した

昔からのネガ写真をフィルムスキャナーでスキャンしたものは、Flickrという写真共有サービスにアップロードして、保管と実家への共有を兼ねるようにしています。

月払いから年払いへ

1年半あまり、月払いで年間95ドル払っていたのを、先ほど、年払い、年間71.88ドルに変更しました。

2017年のVerizon社による買収まで、容量無制限のプランは年間24.95ドル、2年パックだと44.95ドル。まぁ1年2,500円ぐらいで利用できるサービスでした。それが、ベライゾン社への売却、さらに翌年のSmugMug社への売却で月払いに切り替わりました。価格も7.99ドル/月になり、正直「高い……」と思いつつ、かといって使い勝手や機能に不満は無かったので、そのまま今月まで支払い続けていたのです。

Flickrの支払いプランを変更

で、そういえばSmugMugに買収された際に「支払いプランについてはどうするか検討中」みたいなアナウンスがあったな、と思って先ほど見てみたら……3ヶ月払い、年払いのプランが出てるじゃないですか!!!見落としてた。価格は

  • 1ヶ月払い …… 7.99ドル/月
  • 3ヶ月払い …… 21.99ドル(7.33ドル/月)
  • 1年払い …… 71.88ドル(5.99ドル/月)

年払いにすれば毎月2ドルも安い。年間で24ドルです。というわけで速攻切り替えました。しまった……1年半にわたって損をしていました。ちなみに過去から今回までの支払い履歴は下記のような感じです。

  • 2016年7月19日以前 …… 1年分 24.95ドル(旧プラン)
  • 2017年7月19日 …… 1年分 24.95ドル(旧プラン)
  • 2018年7月19日 …… 2年分 44.95ドル(旧2年プラン)
  • 2020年7月20日~2021年10月19日 …… 1ヶ月分 7.99ドル(新 月払いプラン)
  • 2021年11月20日~ …… 1年分 71.88ドル(新 年払いプラン)

参考: Flickrにアップロードしている写真

基本的に、古いネガをフィルムスキャナーでスキャンした画像をアップロードしています。共有先は家族アカウント限定とし、自分の実家両親が見られるようにするのが主目的です。

Flickr、アルバム一覧

画像には可能な限りすべてジオタグを設定することで、だいたいのエリアがFlickr上で写真とともに示されるようにしています。一部の共有可能な写真はパブリック設定しているので、第三者が見ることも可能です。このあたり、画像単位で公開範囲の指定ができるのも融通が利いていいですね(設定は、Public、Friend、Famiy、Privateの4段階)。

自分のページはこちらです。

参考: ジオタグを設定すると面白い

気に入っているのが、写真にジオタグと呼ばれる緯度経度情報を設定しておくと、地図上に写真の所在を示してくれる機能です。ジオタグの設定は面倒ですが、これがあるので地道にやり続けられています。併せて可能な範囲で撮影年月日も設定しているので「いつ、どこで」の記録としても使えるようにしています。

Flickr / Map機能でみた中国奥地

上図は中国の蘭州~ウルムチまでのエリア。1991年に旅行で訪れた地域です。写真ジオタグが設定されている場所には青い丸で囲った写真の枚数が表示されます。

他のサービスは使わないのか

Flickrを利用する前は、ノキアの同じような写真共有サービス、OVI Shareを利用していました。無料で大容量だったことが選択の理由でしたが、サービスは2012年に終了します。

www.backyrd.net

代替を探す中で見つけたのが、名前は聞いたことがあったFlickrでした。他にもGoogleやAmazonなども同じようなサービスをやってますし、実家との写真共有であればFacebookなども利用できます。しかし、GoogleやAmazonはアカウントとの関連付けが強すぎ、アカウントに問題があれば関連するサービスも根こそぎ使えなくなる可能性があるのが危険と考えています。また、FacebookはUIや機能の方針が変わりすぎます。以前あった機能が見つからない、無い、といったことが多いため、実家の両親(80歳近く)がコンスタントに使うには難があると判断しました。

その点Flickrは、料金こそ値上がりしましたがSmugMugに買収されてもその機能とサービスは有料プランの契約をする限りは概ね維持されています。そこが選択の理由です。