先日書いたこれについて。
楽天モバイル+Aterm MP02LNを選択した
結局、楽天モバイルのUN-LIMITED契約(1年無料、以降、最大2,980円/月)+ 別途購入のAterm MP02LNという方式を採りました。理由は
- 子供の学校周辺で楽天モバイルが繋がらない、使えないだとしても1年無料、契約解除自由なので費用面は気にしなくてよい。
- 大学に行く子供用がダメだとしても、自宅付近で繋がるならば下の子のスマホ用通信契約として転用可能(nano SIMをSIMフリースマホに挿せばOK)。
- 楽天のモバイルルーター(パンダ柄)は可愛くて無料だけれど、楽天NGとなったときに他社の契約で使い回せるか不明。
- SIMフリーのモバイルルーターとして汎用的なものを買っておけば、将来的にも他社契約と組み合わせて利用可能……NECのAtermにしよう。
ということです。大学近辺、楽天モバイルのエリアがちょうどギリギリボーダーで、純粋の楽天の回線エリアと、楽天が提携しているauのエリアが混じっている状況。楽天のエリアであれば利用量無制限の通信が可能ですが、auエリアでのau回線(楽天の用語では「パートーナー回線エリア(国内)」)は月ごとの上限が5GB。それを超えると1Mbpsに通信速度が制限されます。微妙なんですよね。なので、実際に子供に持たせて大学近辺で利用してみる実地評価が必要です。最悪、カフェなどの公衆無線LANを使って凌ぎつつ、他の契約を行うという線もありそうです。
楽天モバイルのWiFi Pocketの仕様は?
で、今回楽天モバイルの無料ルーターではなく、楽天でも選択可能だったNECのルーターを選んだのですが、理由は「楽天モバイルのルーターがdocomoやソフトバンクの通信周波数もカバーしているのかよく分からない」でした。これ先ほど改めて調べたら判ってきたので軽くメモしておきます。申し込みのページとかにはどのルーターも明確な仕様記載がないのですが、取り扱い説明書に記載がありました。
- 楽天モバイル WiFi Pocket取り扱い説明書(PDF)
- https://network.mobile.rakuten.co.jp/assets/pdf/product/Rakuten-WiFi-Pocket-manual.pdf
どうやら、対応するLTEのバンド*1はB1、B3、B8、B11、B18、B10、B21、B28。楽天モバイルは「B3」。auは「B18、B26」なので、楽天もauも通信可能なんですね。
楽天のルーターですが、製造元は中国のShenzhen Harvilon Technologyのようです。
おそらく公式サイトは下記リンクなんですが、Productsのページに外観まで該当しそうな製品は見当たりません。
楽天モバイルのWiFi PocketとAterm MP02LNの違い
ぱっと調べた感じ、違いは以下の通りです。
- パートナー回線であるauの回線を利用する際の周波数帯(バンド)が違います。WiFi PocketはBand18しか使えませんが、Atermの方はBand18を内包するBand26に対応しています。若干広い。これが具体的に利用感にどう影響するかは判りませんが……。
- Atermの方が29グラム軽い(WiFi Pocket 100g、Aterm 71g)。
- Atermの方が無線LANの通信規格対応が広い(802.11ac、11aにも対応)。
- 通信可能時間は同じだが、Atermの方が待ち受け可能時間が長い(バッテリー容量はWiFi Pocketの半分なのに、Atermの方が3倍長い……無駄な電力消費が少ないってことか?)。
- Atermの方が一回り小さい。特に厚さががWiFi Pocketの17.1mmに対し、Atermは12mm。
まぁ……Atermを選んだことはそんなに悪くないのではないか、と思います(過去にAtermシリーズは結構使っているので、比較的信頼度も高いですから)。
NECプラットフォームズ Aterm モバイルルーター MP02LN CW シャンパンゴールド PA-MP02LN-CW
- 発売日: 2019/10/01
- メディア: エレクトロニクス