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日常茶飯事とお仕事と

副鼻腔炎手術記録(7)入院4日目

下記の続きです。
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詰め物除去

午前中に看護師さんが来て、診察があるので来てくださいと言われました。どうやらそこで、鼻の詰め物が取られるようです。

事前に見ていたほかの方のブログで、手術後に鼻から綿を抜くのが激痛、という話が書かれていたのですが、術後の説明で「くっつかないように、ゴム手袋の指先のようなものに綿をつめて鼻に詰めています」と言われていました。もしかしたらそこは改善されているのかも……と期待しつつ診察へ。診察台に座るともういきなり「はい、では抜きますね」と言われて、いきなり詰め物の端に飛び出していた部分がつままれて、ひきずりだされ……って大きすぎだろそれ! 抜き出した物はすぐに目の前に置かれたのですが、大人の男性の中指くらいのものが鼻から出てきていました。大きすぎだろ!!!よくまぁこんなのが入ってたな、というのが出てきました。いやもういっかい言っておこう……おおきすぎだろ!?

これでやっと鼻呼吸ができるようになり、すこし楽になるな、とおもいながらその後の説明を受けました。

  • 鼻うがいをやってほしい。乾燥させないのと、鼻の中の血を綺麗にとるため。ハナクリーンというものが下のローソンで売られているのでそれを買うこと。
  • 鼻は強くかまないこと。
  • 今日と明日、朝夕でネブライザーによる吸入をやってくれ。

鼻うがいについては、昨年末からハナクリーンαを使ってるので、それを持ってきている旨を伝えたところ、それでいいと言われました。さて、病室でやってみるか。

匂いが消えた

食事をしていて気づいたのですが、匂いが全く分かりません。嗅覚が完全にきえてしまっています……。手術前、副鼻腔炎ではあったものの、喘息の吸入薬に含まれるステロイドのおかげか匂いが戻ってきていたため、手術が終わったら完全復活するかとおもっていたのですが……全く無くなってしまうとは。

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4日目からおかゆでなく普通のご飯に

これについては事前に説明もなかったし、非常に不安です。もしかしてこのまま匂いが消えてしまうのか?朝食を食べただけで、匂いがないというのが食べ物や飲み物の楽しみにおいて非常に重要であることはすぐにわかったので、ちょっとショック。ですがどうしようもないのでとりあえず様子見、と思いながら過ごすことにしました。昨日持ってきてもらったチョコも、全く香りがしません……。

鼻うがい

病室には、各部屋ごとにトイレと洗面台があるので、ほかの人が使っていない時間帯を見計らって鼻うがいを試してみました。お湯も出るのでそのまま40度~42度程度のお湯を作り、そこに専用の食塩作成用の粉末を入れて混ぜると洗浄液のできあがりです。

ハナクリーンα(スタンダードタイプ鼻洗浄器)

ハナクリーンα(スタンダードタイプ鼻洗浄器)

サーレMP180(ハナクリーンEX・α用洗浄剤) 3g×180包(180回分)

サーレMP180(ハナクリーンEX・α用洗浄剤) 3g×180包(180回分)

噴出口を片側の鼻にあて、かるく「えー」と声を出しながらポンプを押すと鼻の中に食塩の溶けたお湯が流れてもう一方の鼻から出てきます。流れ出てくるのは、ひたすら血糊のようなどろっとした血液混じりのお湯。そして、終わった後に鼻をかむと、これまた「ずるずるっ!」と血の塊が出てくるような状況。これ、しばらくつづくのですね(実際、退院後も1週間はそんな感じでした)。

というわけで、入院4日目はやっと鼻づまりはきえた物の、嗅覚もきえてしまってしょんぼりな感じで終わりました。流石によるは寝やすかったですね。隣のじいさんiPadの音声読み上げを除けば……。

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