misc.log

日常茶飯事とお仕事と

ロスジェネ世代と新人教育

なるほどなるほど。そうだよね、と思うブログがあったので自分用メモもかねて記載。

www.orangeitems.com

ロスジェネとは「ロストジェネレーション」、1970年~1982年頃までに生まれた世代のことで、この世代が企業などで新人教育を先導するような位置についていることが結構おおくなってきているのでしょうね。こういうエントリーを読むと今自分がやっていることの裏付けになって、少し自信がわいてきます。

一番共感したのは以下の2カ所。

エモーションが重要だとしても、それそのものをぶつけるのではなく冷静に対等に話をしてください。彼らの人格を尊重してください。そうしているうちに、ロスジェネが一番伝えたかった、「働くことの楽しさ、面白さ、厳しさ」がある程度の時間をかけて共有・醸成されていきます。

感情論や熱血的な何かを求める人、今30代くらいの人でも結構いたりします。多分そういう教育や指導をうけてきたのだろうな、と推測しますが。それをそのままやっても響かない。これは自分も実践しているつもりでいます。自分自身も「面白くなければ続かない」と思っている人なので、面白くて続けるうちに、何かしらの法則やルールが醸し出されてくるというのは同感。

報連相は?」「進捗管理は?」「主体性は?」・・これは、実は「働くことの楽しさ、面白さ、そして厳しさを教えること」ができれば全てあとからついてくるものです。

ホウレンソウねぇ……。これ未だに新人に、それも4月くらいにたたき込もうとしている人がいます。実際、そういう教育を受けてきた30代世代が今何をやらかしているかというと、若手からの「個人的な色合いの強い相談」を受けたり、同僚から仕事の悩みを相談されても「それをそのまま上司にホウレンソウ」……あのさ、やめなよそれ。あなたを頼ってきているのに、それをパススルーで誰かに報告したらもうあなたに誰も相談しなくなる。で、実際にそういうのが積み重なって「若い人が打ち解けてくれない」とか。そりゃそうでしょう。信頼できない人と打ち解けるメリットがありません。

ほうれん草 30g×5袋

ほうれん草 30g×5袋

とまぁ、脱線しましたが報告や共有、スケジュールなどの管理は作業を通してじわじわと身につければいいこと。なぜならばケースバイケースの部分が多く、1つのやり方をたたき込まれても少し状況が違ったら応用できない。だから、いろんなケースを体験し、その中から共通成分を自分の力で見つけ出せるように誘導してあげる。これが先輩や教育担当の役割だと思います。

というわけでこのあたりも共感ポイント。

やっぱりある程度教育や指導を経験したら、行き着くところはだいたい同じ意見なんですね。でも、そこに行かない人がいる。多分かれらは「自分で考えて指導していない」のだと思います。自分が受けた「教育」や「仕打ち」をそのまま繰り返しているだけ。「カスタマイズ」とか「テーラリング」ということをやらないから、いつまで経っても古いやり方を繰り返す。毎回相手を見て相手に合わせようとすれば、失敗したとしても何かしらの変化や改善ポイントが分かるものですが、繰り返す人たちにはそれが欠けている。

そんな気がしています。

子どもに教えるときにほんとうに大切なこと

子どもに教えるときにほんとうに大切なこと