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日常茶飯事とお仕事と

人間の技能はゲームのパラメーターとは違う

ふと思ったことのメモ。

先日、teratailでプログラミング初心者の方が「柔軟性が無い」というような指摘を受けたという話に対して回答しました。

teratail.com

まぁ柔軟性なんて「柔軟度」というパラメーター値があるわけじゃなし、

  • 持ちうる選択肢の幅(たくさんの経験や訓練からもたらされる)
  • 代替案を即座に出せるかどうか(上記の幅に加え、物事を俯瞰できる余裕、精神的ゆとり)
  • 他の人のやり方が何かに固執しすぎていないか(結果、相対的に自分が柔軟に映ることがある)

等々、いろんな要素によってその場その場で決まる物なので、柔軟性を高めるための何か、なんて方策は無いと思うのですが……。最近、twitterなどでもこういう「自分のパラメーター値を上げたい、強化したい」的な質問を見かけることがあります。まぁ、柔軟性については「とっさの頭の回転」とか「諦め、切り離しの速さ」とかいろいろと別の要素に言い換える事もできるわけで、でもそれにしたって「頭の回転を速くしたい」と言われてどうすればいいかなんて答えは無いわけで。

まとまりが無いことを書いてしまいましたが要するに何が言いたいかっていうと「ゲームやりすぎじゃね?」です。人間というものをコンピューターRPGのキャラクターが持っている数値のように考えてるんじゃ無いかと思う節が多々あり、「私普段ゲームなんてやらない」とか言い放ってる人も案外影響受けたりしてるんじゃないか、と疑ってます。最近。

他にもあれですよあれ、経験値。すっかり定着しましたね経験値。会社の人とかが新人に対して「経験値が上がればできるようになるから」とかアドバイスしてるのを見ると「スライムもっと倒せってことか?」とか思ってしまいます。そこは本来「経験を積めば」が正しい言葉でしょうが、とか思うのですが、おそらく指摘しても意味が分からないとか言われそうなので黙ってます……。

ま、なんというか、こういう風に「何の影響を受けているか自分でも気づかないうちに影響を受けて、その表現や考えに染まる」ってのは格好悪いな、と思うわけで、自分はそうならないように、一歩引いた距離で自分を含めた物事を見られるようにしていきたいと思う所存です。はい。

オチも何もありませんが思ったことのメモ。

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