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仕事ドキュメントの管理はGitかSubversionか?


【改訂新版】Gitポケットリファレンス

迷ってます。管理したいドキュメントはバリバリの開発ドキュメントではなく、新人研修などの講義資料や、それに関するサンプルコードなど。少しGitLabにドキュメントを入れてみた結果、自分の中ではSubversionに傾いています。理由は

  • ExcelやWord、テキストや画像、中にはプログラムといった雑多な資料を共有したり編集したりする作業にGitを使う前向きなメリットが思いつかない。
  • Subversionはフォルダ、ファイルといった概念がWindows PCのファイル管理と似ているので、操作や取り扱いで考えることが少なくて済む。履歴管理機能付きの共有フォルダ、のような使い方が可能。
  • 強いてGitLabなどを使う理由としては、自宅等、社外からでも閲覧や編集が可能という点。クラウドストレージとして使うのは悪くないと思う。でもそれくらい。
  • 世の中の流れて気にGit、という話については、既にプログラムのソース管理で導入しており、適応が進行中。

私自身、GitもSubversionもそんなに使いこなしているわけではないのでまだまだ理解できていない処もあるのですが、完全に判るまで待っていたら時間足りませんし、そもそもやってみなければ判らない。というわけで試行錯誤してみたいのですが……ますはすこし他の意見も見てみましょう。「ドキュメント管理 Git Subversion」でGoogle検索した上位をいくつか見てみます。

qiita.com

こちらの方は「バイナリデータが多いドキュメント類にGitは向いていないかも。でも、むしろGitに慣れたり、Gitなどと親和性の高いMarkdownなどをドキュメント作成に使うなどのシフトを行っていくべきでは?」という感じに読めました。少なくとも手放しにGitがいいとは言わないけれど、かといってSubversionがベストとも言わないという感じ。

wave-diary.hatenablog.com

こちらの方はGitのマージ機能など特徴的な機能が適用できないこともあり、Excelなどが多いドキュメント管理にGitは向いていないという見解。

qiita.com

こちらはドキュメントというより開発プロジェクト全般をGitに移すメリットを分析。ただ、序盤でOffice系ツールによるドキュメントとGitの親和性は高くないというような記述があります。やはり使い分けか……。

www.wantedly.com

こちらはドキュメントについて触れていますが、Markdownなどのテキストベースドキュメントを主題に据えられていて、ちょっと適合する話ではないんですよね。やはりテキストベースなら私もGit推しです。ただ、今やりたいのは、どちらかというと大量のパワーポイントみたいな資料なので……。

tracpath.com

んー、ドキュメントの話では無かった。ただ、「git svn」ってなにそれ、gitからSubversionを操作する?これは興味深い。

www.baldanders.info

マージやフォークといった作業を考えるとGitのメリットが浮き上がるということですが、今回はどちらかというと協業よりも公開や共有がメインなんですよね。あと、どのみにPowerPointとかの資料なのでマージも何もないとおもうという……。

yoshinorin.net

ドキュメントに限定した話ではないけれどSubversionの良いところを挙げている話。ファイル削除などの手間や操作は確かにやりやすいんですよね……。

gihyo.jp

技評のコラム。まぁ最終的にはポケットリファレンスの宣伝か?って感じですが。確かに書いてあることはなるほどー、何ですが、ドキュメント管理に関しては特に言及無し。

teratail.com

Teratailの質問。やっぱりバイナリーデータであるドキュメントとソースは分けているという回答が。スクリプトを使ってGitとSVNを同期させるってのが気になります。確かに確定したものを「ソースとセットで保管する」という事に絞ればGitを最終保管場所として使うのもありかと……。


というわけで、明確にどうするのがベストプラクティスかは判りませんが、いったん、今の「共有フォルダに保管」から「Subversionで管理」に変えてみようと思います。