自宅にはXbox360とネット対応したパナソニックの液晶テレビがあるのですが、インターネット接続を行っている無線ルーターと部屋が違うこともあり、有線接続もできずそのままになっていました。
先日、物置を片付けていたら以前もらったままになっていた無線ルーター(Buffalo、AirStation WCR-G54)があったので、これをリピータモードで利用すればXboxを無線でルーターにつなげられるのでは?と思い、設定を開始しました。以前からやってみたいとは思っていたのですが、なかなかやる気にならず。ちょっと休みが取れて余裕ができたので着手です。
ただし、この無線ルーターはLAN用の接続口は1個しかありませんので、そのままでXboxとテレビの両方接続は無理そうですね。その辺はとりあえず片方がつながってから考えましょう。
結論をはじめに
先に結論から言いましょう……これ、ブリッジモード*1はあるけどリピータモード*2はありませんでした。よって、駄目です。これでは期待する環境は作れません。
以下、せっかくなので書き残しておきますw
無線ルーターを設定する準備
まず、余っていた無線ルーターを本体についているスライドスイッチでブリッジモードに切り替え、電源接続。ノートパソコンに有線で接続し、Buffaloの設定ツールをノートPCにインストールします。この無線ルーターは、ルーター自体にWebサーバー機能があり、設定はすべてそこにアクセスして行えるようなのですが、最初は設定ツールをインストールしなければいけないようです(設定サイトのアドレスがわからない)。
設定ツールのインストーラーは、最初に接続方式を聞いてくるので、ここは有線を選択。また、ややこしくなるのでノートパソコンの無線LAN機能はOFFにしておきます(どこにつながっているのかがわからなくなるので)。
インストール後、スタートメニューから「エアステーション設定ツール」を起動。すでに有線接続している無線ルーター(ブリッジモード)があるので、ツールからネットワーク検索してルーターを発見、設定画面を呼び出します。このとき、ルーター自体のIPアドレスは最初から「192.168.11.100」になっていました。下記のような画面で変更できるようですが、いったんはこのままにしておきます。
そうするとノートPC側もIPアドレスをこれにあわせて変える必要があります。ここはいったん、192.168.11.2あたりに変更しておきます。
一連の作業が終わったら、そのあとはブラウザからの設定になります。
SSIDを設定する
無線ルーターの無線ネットワーク上での名前とも言えるSSIDですが、初期状態のままというのもなんですので変更します。これがわからないと外部から接続できないので、公共の無線LANアクセスポイントなどでは公開されていますし、設定次第では無線接続時にこのSSIDを自動通知する機能もありますが、メインで使っているルーター(インターネットにつないでいる)はこの自動通知をOFFにして、SSID文字列を知っていないと接続できないようにしてあります(iPadなどの無線LAN機能で検索しても存在すら表示されない)。
この辺で、「あれ?」と思い始めました。
無線接続の暗号化方式を指定する……あれ?
次に、無線接続を選択……って、このルーターが「つなぎに行く先」の設定が無いなぁ。と思ってここでやっと気づきました。これ、WDS(Wireless Distribution System)機能、いわゆる「無線リピーター機能」は無いんです。あくまで、無線LAN対応の端末から接続「される」設定だけで、その接続をWAN側に丸投げすることはできます。しかし、有線で来た接続を無線にしてほかのルーターとつなぐ、ということはできないのですね。よって、「残念ですがやりたいことはこの機械ではできません」というオチになりました。
無線リピーター機能を持つ製品あh1万円ちょいくらいからあるようなので、それを買えばいいのですが、その費用をけちれるかな?と一瞬思ったのが間違いの始まりでした。
ざーんん。またお金に余裕のあるときに検討します。
無線LAN非対応機器を無線LAN対応するには?
要するにルーターを無線子機として利用するわけですね。そのあたりであれば、Buffaloだと以下のような製品が対応しているようです。
[asin:B00DH5Y2M2:detail][asin:B00BHP2R4O:detail][asin:B00C1ZR3PW:detail]
安いモノなら定価でも9000円くらい。今度検討します。