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Microsoft Office 2013のクリップアート

Office 2013を使ってみているのですが、クリップアートが……同じタイプでそろえづらくて正直使い物になりません。

クリップアートというのは、あらかじめ用意されたイラストのこと。Officeなどではあらかじめマイクロソフトが用意した挿絵を、簡単に呼び出して資料に貼付できる仕組みが用意されています。しかし、非常にたくさんある絵柄にはそれぞれ系統があります。よくへたくそな資料で「劇画調の絵柄」の次に「ポップで簡略化されたビジネスマン」が並べられるといった悲劇が発生していますが、Office 2013のクリップアート挿入機能はまさにそうした悲劇を量産しかねないものになっているみたいです。

具体的に言うと、クリップアートの「スタイル番号」がOffice 2013の標準機能からは分からず、同じスタイルで検索を掛けることができないようなのです。これでは、ただでさえ絵柄の違いを気にしないへたくそドキュメント作成者が、さらに「マイクロソフトがこうしてるんだから」という変な裏付けを得て暴走しかねません。

というわけで、同じ画風のクリップアートを集める方法をメモしておきます。

クリップアートのWebサイトで求める絵を検索する

まずはマイクロソフトのクリップアートサイトへ行きます。Chromeとかでも開けるかもしれませんが、Internet Explorerを使うのが無難かもしれません(未確認)。

Office / クリップアート、写真、アニメーション
http://office.microsoft.com/ja-jp/images/?CTT=97

f:id:frontline:20130610003949j:plain:w450

次に、検索機能やカテゴリ別表示で、使いたい絵柄を探します。ここは手作業や勘でやるしかありません。検索条件などを工夫して探してみてください。

たとえば「人」で検索すると、2ページ目あたりによくマイクロソフトのプレゼンなどでも使われる、顔の無い人物絵が見つかります。以降では、この絵柄で資料中のクリップアートを統一するための検索方法を説明します。

f:id:frontline:20130610004416j:plain:w400

クリップアートのスタイルを調べる

使いたい絵柄のクリップアートを見付けたら、マウスカーソルを合わせて、そのイラストの上部にある「詳細表示」リンクをクリックしてください。

f:id:frontline:20130610004558j:plain:w300

そうすると、このような画面に切り替わります。ここで、右側の「スタイル:」と書かれた部分を見てください。数字が書いてあるかと思います。これが、その絵柄を表すスタイル番号です。そこで、スタイル番号のリンクをクリックしてください。

f:id:frontline:20130610004835j:plain:w450

そうすると……こんな感じで同じスタイルの絵柄だけが表示されます。あとは、使いたい絵柄をマウスでクリックし、「コピー」を選び、資料で「貼り付け」を行えばOKです。

f:id:frontline:20130610005000j:plain:w450

ちなみに上図のスタイル1541のリンクは下記。

スタイル1541
http://office.microsoft.com/ja-jp/images/results.aspx?qu=%u30B9%u30BF%u30A4%u30EB%201541&AxInstalled=copy&Download=MC900433941&ext=PNG&c=0#

こんな感じで、同じ絵柄を集めて上手く資料を飾ってください。くれぐれも、センスの悪いクリップアートの組み合わせで使わないように。

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