自分作業だった某ライブラリ製品の動作テスト、時間が無いのでテスト項目をざっとエクセルで表にして書き出し、それにそってやっていこうと思っていたら、別の人に作業をお願いできることに。で、例えばスクリーンショットを取る場面などでのファイル名や、作業手順で割愛していたところを細かく書いたりといった作業を突貫で片付けて渡したのですが...。
「このスクリーンショットのファイル名がこちらのテスト番号と違うのは?」
「このボタンを押す前にはこっちに戻るんですか?もどったところにはボタンがあるので、そちらでいいんですか?」
「(ライブラリを使ってテスト用画像に)貼り付けたスタンプ画像が小さすぎて見えないので、拡大してもいいですか?」
もういいよ!自分でやらせろ!
テスト項目には、それぞれ「何をやりたいか」を書いたお題が付いていて、手順はあくまでそれを補足するためのものだったのですが、来る質問はその「題」や「そのテスト項目で確認したい動作」ではなく、「手順の内容」ばかり。もちろん突貫工事で仕上げた資料で細かい誤字やコピー&ペーストによる修正忘れなどがあったり、手順自体にすっ飛ばしている部分はあります。間違いはこちらの不備ですが...。あなたに作業が振られた意図と、やっている作業の背景にある意図くらい読んでくれよ(ちなみにその人は、ちょっと前まで一緒に別製品に関する同じような作業をやっていた人です)。
そもそも、テストの対象は「ライブラリ」であって、手順に出てくるGUI付きツールは「ライブラリのドライバ」に相当するもの。テストしたいのはそこじゃなくて、その裏側なんだよ!
その人、以前
「自分は言われたことは完璧にこなしたいタチなんです。
なのに最近それが出来なくて残念」
みたいなことを曰っていたのですが、これって「書いて有るとおりにしかできません」ってことだったのね*1。
ちなみに、この人とのこれまでのエピソードを妻に以前話したのですが、彼女の評価は「気の回らない人」でした。その通り。空気読めないじゃなく、「気が回らない」。
*1:まぁ、そうだとしても「書いて有るとおりにくらい出来るようになってから言え」と思う場面も多々ありまして。