まだ読み終わってなかったRUP本(【送料無料】ラショナル統一プロセス入門第3版 [ フィリップ・クル-シュテン ])、関連する作業が5月から始まるとのことで、慌てて残りを読み進めることにしました。もう詳細を理解とかってのは放って置いて、とにかく先に読み進むことに。
結果、今17章まで進んだのですが、この17章「ラショナル統一プロセスの実装」が一番面白いですね。
- RUPを最大限利用、という方針を採ると、RUPに溺れることになる。
- 開発組織に合わせて「仕立てる」ことが重要。
- RUPの全部、または一部を日々の開発で有効利用できるように、組織の開発実践方法を変更し、事情やニーズに合わせて仕立てる。
という方向で、すでに何かしらの方針や開発哲学ができあがっている組織に、新しい方法を導入するための注意点や手順について触れられています。ここの記述内容は、RUPに限らず現状を変えてよりよくする活動をする上では必ず考えないと行けない注意事項が書いてあるため、純粋な読み物として楽しめそうです。