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日常茶飯事とお仕事と

大腸内視鏡検査

若干きちゃない話デス。

11月の人間ドックで便に潜血が出たので、内視鏡検査と言われ、今日受けてきた。数年前に、自分で異常を見つけて受けたときは、

  • 公立の総合病院トイレの前に長机。
  • 同時検査の3人で、下剤のボトル(2リットル)と紙コップで陣取る。
  • 飲んで、出してをひたすら。
  • おまけに、下剤が猛烈にまずい。

というものだった。さらに、前日に繊維質のモノを食べてしまったがために、腸内がきれいになりきらず、さらに下剤1リットルおかわりというおまけ付き。

そんなのがあったので、非常に憂鬱な気持ちで、検診センターとくっついている病院に。8時に病院入りし、受付を済ませて待つ。8時半過ぎに呼ばれ、院内の服に着替え、パンツは紙のものに履き替える。これ、おしり側にスリットがある(そこから入れるわけだ)。待合室にはソファのようなリクライニングシートとテレビがあり、テーブルには2リットルの下剤ボトルと、よく屋外イベントで飲む生ビールに使われるサイズの紙コップ。まずは250mlくらい注いで、口を近づけると..香りが柑橘系?の香り。飲んでみると...以前の猛烈なまずさが感じられない。


 これはいける!


というわけで、何度かトイレに駆け込みながら10時頃までにすべてを飲みきり、12時頃にはほぼ「飲んだ無色の液体に、黄色い胆液が混じってる程度」に。前日は早めの夕食、当日は朝食抜きのまま昼になってしまい、体に力が入らずうつらうつらと寝ているときに声がかかり、2時から検査。

まずは点滴で鎮静剤をうち、左手と腕には血圧測定の器具が装着された状態で、おしりを先生に向けて横向きに寝る。目の前には17インチ程度の液晶ディスプレイ。以前はこれがCRTだった...。カメラの挿入は直ぐに始まり、腸の曲がり角にくるたびに空気を送り込むのとカメラがごにょごにょ動くので、若干の痛みと気持ち悪さが。次第に腸の奥まで到達し、特に異常が無いことを確認。最後、肛門寸前でカメラをUターンさせ、「腸内から肛門を見る」という気色悪い体験を。寄生虫になった気分だね。やはり、そのあたり、直腸あたりの腸壁に赤い炎症が起きていて、これが出血の原因のようだったけれど、特に異常とは見られず。というわけで、ポリープや大腸がんといった問題はなく、検査は終了。

検査後は、また薬が効いて1時間ほどスヤスヤ。最後に結果と注意事項を聞いて、岐路^H^H帰路に。この時点で午後4時。


いやぁ、何ともなかったし、痛みもたいしたことなかったし、何より「下剤がおいしくなっていた」のがすばらしい。