Windows Server 2003 R2、StandardとEnterpriseの違い

Enterpriseが対応していて、Standardが対応していない機能。以下は、http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/evaluation/features/compareeditions/32bit.mspx にある表を元に作ったもの（誤記とかあっても知りません）。

機能	詳細
サーバークラスタ	クラスタリング機能が利用可能。MSCS(Microsoft Cluster Service)と同義？
ADFS	ADFS(Active Directoryフェデレーションサービス)は、ITProによると、「ADFSは，Active Directory ドメインに登録したユーザー・アカウントをインターネット経由で認証可能にする機能です。」だそうな。異なるドメイン間でアカウント情報を共有したりするわけかな？
ADFSプロキシ	サーバーがDMZにおいてADFSプロキシとして機能するためのコンポーネントだそうです。こりゃADについて勉強しないとだめだわ。
MIISサポート	Microsoft Identity Integration Server。MSサイトによると、「Active Directory ドメインコントローラと接続先データソース間のパスワード同期、データベース用管理エージェント、さらに、あらゆるデータソースとの同期を可能にする拡張接続エージェント (SDK) など新規機能や拡張機能を搭載しています。」だそうです。
8-Way対象型マルチプロセッササポート	とりあえず「8個のCPUに対応」と読み替えておけば業務上は影響ないのだろうけれど、対象型（Symmetric）というあたりについては理解をしておきたいところ。後述のNUMAと併せて学んでおかないといけないだろう。いけなくはないけど、個人的には知っておきたい。「[ガートナー特別寄稿] グリッドとクラスタはどう違うのか？」で判るかな。
32GBランダムアクセスメモリサポート	ランダムアクセスメモリって...RAM..でいいんだよね？
64GBランダムアクセスメモリサポート	これも上記と同じ。
Hot Add Memory	@ITによると、「システムをシャットダウンすることなく、メモリ構成の変更が行える機能。ただしこれを利用するには、OEMベンダによるハードウェア・サポートが必要。」とのこと。
NUMA	Non-Uniform Memory Accessの略。「[ガートナー特別寄稿] グリッドとクラスタはどう違うのか？」を読めば判る？？の？。@ITによると、「NUMA（ヌーマ）は、マルチプロセッサ・システムにおいて、特定のプロセッサが持つローカルなメモリなどもメイン・メモリとしてほかのプロセッサと共有可能にしたシステム。ただしNUMAを利用するには、システム側の対応が必要。」だそうな。