ドラマを少し見た。なんだこの懐かしさは。大学に行って最初に住んだアパートを思い出す。家賃1万9,000円、風呂トイレ共同。7畳というイレギュラーサイズながら角部屋。畳の1部屋に、流しがついて、上には棚があって...。廊下には共用の公衆電話。向かいの部屋の人などが、いろいろと教えてくれる...。懐かしい。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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当時、携帯電話なんて一般には普及していなかったから、友人との連絡も全部公衆電話だった。廊下にある電話は一応番号があり、外からの電話は誰かがとって各部屋に取り次ぐ。自分以外の部屋は、一人、同じ大学の大学院生を除くと全部違う大学の人。買いだめしていたが賞味期限ぎりぎりのインスタントラーメンをもらったり、近くのスーパーなどの情報を教えてもらったり、違う大学ながら、イロイロとお世話になった。風呂やトイレは共同で、今から思えば考えられないクオリティ。それでも、そのときは新鮮で、2年ほどだったかをそこで過ごした。
なんかすごく思い出しちゃったよ。
最初の冬は、当初暖房なんて無かったから、どうしても我慢できないときは、ガスコンロに手をかざしていたのを覚えてる。こたつを買うまではどうやってしのいでいたか、もう覚えてない。
友人から譲ってもらった原付を盗まれて、ハンドルロックが壊れた状態で見つかったり、ドアノブにあるロックを押して施錠するタイプの部屋で、カギを閉じこめて2階までよじ登って侵入したり(夏で、窓をあけていた)。いろんなイベントてんこ盛りで、今から思えばずいぶん楽しそうな毎日だったのを思い出した。