VMWare環境でヘルプのインストールを行ってみる。8割ほどプログレスバーが進んだところでやたらと待たされるが、しばらくすると完了。自作ライブラリを利用するテストプログラムを起動し、ヘルプの目次を見る...追加されている。
自作のメソッドでF1を押してみる...ヘルプが表示される。
Integration Wizard自体がベータということもあり、途中怪しいところがあるが、とりあえず実用には耐えそうな予感。次回リリースに組み込んでみる。
さて、実際にインストーラにマージモジュールとして組み込んで試した結果、
- 冒頭で述べた「連結ヘルプコレクションマネージャ」のチェック表示のところに出るタイトルが、「Collection Definition」になって格好悪い。
- 今後、ヘルプを更新したときに、どこかにファイルを上書きして、マージモジュールプロジェクトを再ビルド、というような簡単な手順で更新できそうにない。
という点が問題になった。前者は、プロジェクトのソリューションエクスプローラから、拡張子が「HxC」のファイルを「開く」で開いたところ、HelpCollectionタグのTitle属性のところに記述があるのでこれを都度書き換えれば良いようだ。
前者については、すこし試してみたがやはりダメ。NDocが吐き出すファイルをウィザードの過程で取り込んだ時点で、CollectionFilesというフォルダになにやら英数字の長いファイル名にしてコピーされる。通常のプロジェクトで、参照したアセンブリがローカルにコピーされるように、このファイルも元のNDocが作成したファイルから都度自動生成されないかと思ったが、ダメなようだ。
現時点では、ライブラリリリースのたびに
- ヘルプファイル(コレクションファイル)生成
- Integration Wizardでマージモジュールをゼロから作成
- ライブラリインストーラプロジェクトにマージモジュールを組み込み
- ライブラリインストーラのビルド
といった手順を踏む必要がある。ちょいと面倒。